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ゴコイチ×ビワイチ 福井県と滋賀県の自転車でつながるイチ連携【その2】

ビワイチ推進室の中嶌(なかじま)です。
前回は、福井県の若狭町と美浜町にある三方五湖を一周するという「ゴコイチ」の呼称で親しまれるサイクリングコースを試走してきたことについて記事を書きました。

今回は、福井県の皆さんがビワイチのサイクリングコースを私たちと一緒に試走しました。
この取組は、隣県の福井県と滋賀県のサイクリングを通じた連携事業の一環です。その、連携第一弾として、前回のゴコイチ試走に次いでビワイチのサイクリングコースの試走をしました。

福井県からは、福井県観光誘客課若狭湾サイクリングルート推進室、福井県嶺南振興局嶺南プロジェクト推進室、小浜市商工観光課、一般社団法人若狭美浜観光協会、一般社団法人若狭おばま観光協会の方が来てくださいました。
滋賀県からは、ビワイチ推進室や米原市シティセールス課のメンバーと滋賀プラス・サイクル推進協議会のメンバーが参加しました。
今回は、福井県観光誘客課若狭湾サイクリングルート推進室の定友 敦さんと加藤 広也さんに伺った感想を中心に記事を書きたいと思います。

1.こんな気持ち良い道があったのか

「一言で言うとこんな気持ちいい道があったんかいin滋賀!ですね。」
こちらは、定友さんにビワイチの感想を伺った時に一番に答えてくださった感想でした。定友さんは、もともと自転車が趣味で、ビワイチにも何度も訪れてくださっているとのことでした。そのため、ビワイチの風景もよく知っている思っておられたそうです。
ただ、定友さんは、趣味で自転車に乗られているということで、どちらかというと自転車をスポーツ的に乗られるということが多かったようです。

どこまでも続く美しい田んぼの景色

そのため、普段走行している上級コースではなく、今回の自転車歩行者専用道路などの低速コースをゆっくりと景色を楽しみながら走ってみたところ、とても新鮮に感じられたそうで、湖畔に咲く蓮の花の美しさや、ビワイチルートだけでなく、湖岸から内陸に入った田んぼ道のみどりと空の青の中を突っ切る気持ち良さを体験することができ、とてもよかったと言ってくださいました。

琵琶湖に咲きわたる蓮の花

2.実はコレでしたポイントに寄れる強み

また、定友さんの感想で他に印象に残ったものは、「米原にあるでめちゃくちゃ高い建物が実は、エレベーター試験棟であったと教えていただき、『あー高速とかで何度も見たことあるけど、あれそーゆーもんだったんだー』と知れました」というものです。
定友さんは、高速道路から見える細長く高い建物であるエレベーター試験棟を「あの変わった建物は何なのだろうか」と以前から思っておられたそうです。
「滋賀県は、新幹線だけでなく、高速道路や近畿中部北陸とつながる交通の結索点なので、新幹線や車の車窓から見た時の『よく見るけど何なんだろう、あれ?』というのが、実はコレでしたというポイントが結構あると思いました。そういう地点にビワイチのついでに寄れるというのも面白いな」という感想をいただきました。
このように評価していただき嬉しく思ったのと同時に、このような感想は、滋賀県出身者や滋賀県民では、なかなか気が付かないビワイチの隠れた特徴なのではないかと思いました。

3.やっぱり琵琶湖は広い…!

最後に、今回が初めてのビワイチだったという加藤さんの感想を伺いました。
道がすごく走りやすいことに加え、「琵琶湖は、やっぱり大きい」ということが最も強い印象だったということです。福井県の三方五湖と比べて湖がどこまでも広がっているようで、海なのかと思うほど広大ですごいと思われたということです。
下記の写真は、加藤さんが撮影してくださったものですが、この写真以外にもたくさんの、そして、さまざまな表情の琵琶湖の景色を数多く撮影くださっていました。写真を見るにつけ、琵琶湖の景色をとても楽しみ、気に入ってくださったのではないかと感じました。

加藤さん撮影の琵琶湖の写真。我らがマザーレイクは県外の方からも圧巻だったようです!

最後に

今回は、福井県の皆さんがビワイチのコースを試走しに来てくださいました。
前回、滋賀県から訪れた私たちは、ゴコイチの多様な風景を楽しませていただきました。
そのため、福井県の皆さんにもビワイチを楽しんでいただけたらと思い、コースや立ち寄りスポットについて、最後の最後まで全員で悩んでいました。
このことから、ビワイチ、とても良かったです!ありがとうと言っていただけたと知った時は、心から良かったと思いました。

前回も記載していましたが、今後、全国の◯◯イチと銘打つサイクリングルートすべてと”イチ連携”できたら素敵だろうなと思っています。
この投稿を見た◯◯イチの担当者さん、その他のサイクリングルートの担当者さんも、ぜひビワイチと連携していきましょう!

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