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【サンプル】ハナウタコーヒー 極深煎りブレンド

こんにちは、コーヒー屋たんです。
コーヒーを奢ってもらい、感想文を書くという企画。今回ご紹介頂いたのはこちら。

ハナウタコーヒー 極深煎りブレンド

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オイルの浮いたツヤツヤがかわいいですね〜。

 気軽にカフェにもいけないこの時代に、オンラインで購入できる全国のコーヒー屋さんを知りたいなと。軽く呟いたところフォロワーさんがこちらのお店をオススメしてくれました。(今回はサンプル記事なので自腹で購入しています。)

 特徴的なのはやっぱりスモーキーで強烈な香りですね。いわゆるコーヒー味、という香りとはちょっと違います。コーヒー自体の味の上に、うっすら煙を纏ったかのような、軽いながらもワイルドで支配的な香りがひろがります。

 さて飲んでいきましょう。
 今回の通販みたいに、初めての店や初めての豆を使う時はタイマーがオススメ。いつもの豆の抽出時間を把握していれば、近い条件で味の比較ができます。わたしは20g360mlで3分/30g540mlで4分くらいを目指します。

ハンドドリップの場合、豆が膨らむかどうかがポイントです。同じ粗さで挽いても、膨らまない豆だとお湯が流れず抽出に時間がかかります。つまり濃くなりすぎてしまいます。よく知らない豆は最初に1度時間を計っておくことで、次は粗めに挽こう、みたいな判断ができるわけです。


 今回はよく膨らむ抽出しやすい豆でした。時間も1度目でバッチリ。ムラのないローストや、通販でもしっかりした鮮度管理がうかがえます。すばらしい。

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 そして味。
 これは強烈ですね〜。優しい苦味、酸味はゼロ。なので舌で感じる刺激としてはかなり抑え目なのに、決して飲みやすい系ではない。香りが全てで、香りだけでものすごくパンチが効いてます。
 一般にローストが深くなると苦味も強くなる、というふうに知られていますが、実はその先があるんです。ここまで深くローストすると苦味すらも飛んでしまうんですね。豆自体の繊細さみたいなのもほぼ感じないです。そこまでやって、この香りに特化した豆を生み出せるわけですね。
 それだけのローストに耐える高品質でしっかりした豆とか、ギリギリ焦がさないロースターの技術に頭が下がります。


 オススメのペアリングはメープルシロップや黒糖など、強めの風味がついた甘さ。メープルクッキー、キャラメルワッフルとか。
 メープルラテにすると最強においしい。

フードペアリングとは
風味が似ている食べ物同士を合わせると一時的に味似ている部分が相殺されて、裏に隠れていた風味を感じることがあります。食べ物を一口いただいて、口や鼻に風味が残っている間にコーヒーを飲む。驚驚くほどおいしい瞬間に立ち会える事もあるので色々試してみましょう。

 あとあとこれは絶対に試してほしい、アイスコーヒーにするのがものすっごいオススメです。
 アイスコーヒーって酸味もコクも必要で、そのへんが足りないマイルドすぎる豆だとのっぺりした味になってしまうんですよ。ところがこの豆の強烈な香りは酸味とも苦味とも違ういい感じの刺激感になって、飲みやすくも満足感のあるアイスコーヒーに仕上がります。これはちょっと感動してしまうおいしさ。

サーバーを氷でいっぱいにして、その上から濃いめにドリップ。1滴ずつ落ちた瞬間に急冷するのと、普段の1.5倍から2倍くらいの豆を使うのがオススメです。

 同じ店でもうひとつマンデリンも購入したんですけど、こちらもブラックでごくごく飲める超美味しいコーヒーでした。豆より送料が高い、みたいな通販コーヒー業界ですが、定期配送も考えてしまうくらいどちらもおいしい店に出会うことができました。オススメありがとうございました!

 さて、記念すべき第1回。こんなところでどうでしょう。サンプルだけど。オススメのコーヒーを奢ってくれるかた、お礼の品として今見ているこの記事くらいの感想文や、より楽しめる飲み方の工夫を考えてご紹介いたします。
こちらの記事から募集中です。よろしくお願いします。

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