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マイパブリックという考え方に惹かれて、またカフェがやりたくなっている

 note CREATOR FESTIVALから一ヶ月経ち、世の中は10月。下半期ですよ。そんな中、私の中ではカフェ熱が再燃中。絶賛、燃え上がっておるのでございます。(10月1日からビールの税金が下がったので久しぶりにおうちで一番搾りを飲んでいるのでややテンションが高めです。)

 私は元々コーヒーやカフェ巡りが好きで、定年後は喫茶店経営をしたい、出来れば地元の高校生や大学生が集まってくれるようなお店を、などと考えていたこともあったので、「喫茶ランドリー」のnote記事を読んだ時にとても感動して、以来、事あるごとに大西さんのnoteを読んでいます。(この記事はマジでオススメです!)

 美味しいコーヒーが飲めることも魅力ですが、カフェに限らず外で飲食をする楽しみは、そこで生まれる出会いと会話。それを続けていくと生活の一部になって、やがては人生の一部になるんだ。そういう考え方がとても好きです。ちなみに英語では生活も人生も(生命も!)"LIFE"です。

 そんな中で大西さんたちが提唱する『グランドレベル』って考え方や、同名の会社があることは知っていたのですが、その会社の代表の田中さんが書いた本が『マイパブリックとグランドレベル』(田中元子著)でした。

 この本に書かれていることがまた衝撃的でした。

 出会いと会話を生むためには、必ずしも建物を借りてお店を開業しなくてもいい。人々が移動する基本となる地面(グランドレベル)に自分で作った小さな公共の場(マイパブリック)を設けることから始められる。自前でコーヒースタンドを出して、無料でコーヒーを振る舞えば、人が集まってきて会話が生まれる。

 田中さんはこれを自分で思いついて、実際に行動に移し、そして少しずつ考えを深めて、最終的には大西さんと会社まで作ってしまった人です。素晴らしいし、格好いい。で、その会社が作った実店舗が先に述べた喫茶ランドリーという訳です。

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 これらを読んで再びカフェがやりたくなってる自分がいます。定年後にはカフェのアルバイトしようかなと夢想したり、学生時代によく通った地元の喫茶店に思い出したように行ってみたり。そうしてふと行動に移すことで、ママさんと久しぶりに会話ができたりもする。そういう楽しさの連鎖反応みたいなことって、まさに生活の中に、人生の中に、私たちが期待している小さな幸せなんじゃあないのかな。それを誰かに与えてあげられる場所を運営するのは、やりがいもあるし、やってて楽しいように思えるのです。

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 コロナが収束したら喫茶ランドリーに行こう。あ、そうかGOTOトラベルで東京に旅行に行けば良いのか。じゃあ、前から行ってみたかった THE KNOT TOKYO shinjuku に泊まりにいくかな。お洒落なカフェもあるし。🍌

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【以下、2020/12/3追記】
 このnote記事を書いてから2ヶ月経つのに、未だに読んでもらえているようで、毎週パラリパラリとアクセスがあります。今日はついに大西正紀さんご本人からスキ!まで頂いてしまった。超嬉しい!

 来春にお店を出す予定の同級生は、この記事を読んで東京までわざわざ喫茶ランドリーを訪ねていく気になったらしい(僕もまだ行ったことないのに!)。こんな雰囲気のお店にしたい、とのこと。こちらも嬉しい!

 そして久しぶりにこの記事を読み返してみたら最後の「こちらもおすすめ」欄に出てきたのがnote公式さんによる田中さん大西さん夫妻についての以下の記事でした。こちらも読み応えがあったので、よろしければ是非。

 こんな風にして喫茶ランドリーの良さが繋がっていく、知られていく、ってのはネットの醍醐味。でも、それがネットだけで閉じてなくて、実際にお店を開いたり、そこで誰かと誰かが会話を始めたり。そういうところまでちゃんと着地して話が繋がっているのが、一番嬉しい!🍌

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