見出し画像

整体操法と気の力

以前は「気」なんて非科学的で不確かなものには関心がありませんでした。

今はとても大事なことと思っているけれど特別なこととは思っていません。

個人的にはただ生き物同士の間に起こる反応だと思っています。
宗教とは関係がないし、魔法でもありません。

植物や動物に触れると癒されるのと同じで、それを技術としてコントロールする訓練をして身につけるのです。

ぼくは井本整体と野口整体を勉強しました。
どちらも「気」と「型」を使って体を整えることは共通しています。

気が合う、気持ちがいい、気になる、気がつく、気配、気力、気合など
日常に気のつく言葉がたくさんあります。
科学的に存在する根拠はなくても、信じていなくても、
これだけ「気」のつく言葉を自然に使っているのは、私たちは無意識に「気」を感じて生きているからだと思います。

井本整体では「導気」、野口整体では「愉気」と言いますが
どちらも相手の気を「引き出す」、「高める」ことをします。
術者の気を相手に注入するようなイメージを持たれるかもしれませんが、
相手のなかにあるものを引き出すのが整体の気の考え方です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?