びと

私の想うこと、想い続けること。

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私の選択

私が大きな選択をしたのは、去年の12月である。 それは、「生きる」という選択だ。 突然実家で倒れ救急車で運ばれた、翌日から始まった。 その日から、毎日毎日倒れ続けた。 気がつくとそこは暗い暗いところにいる。 暗闇の中に、光が差している2つの出口がある。 家族が呼ぶ私の名前がたくさん聞こえる。 声のするほうへ恐る恐る歩くと 目の前に家族がいて、私を覗き込んでいた。 「びっくりしたね〜」 母の慣れた対応に、また倒れたんだ、またかという気持ちとともに、 恐怖でいっぱいで、

    • 言葉。

      私には大好きなドラマがあります。 その中の言葉をずっと大切にしているのでここで紹介させてください。 「助けてもらった。それが全てなんです。」 このドラマはママ友のいじめの世界を描いているのですが、 主人公のママが、引っ越して園に入り色々と大変だった時に、ある一人のママさんに助けてもらいます。 そのママさんは、ずっとママ友からいじめられていて、その後自殺未遂をしてしまいます。そして、意識は戻り実家に戻りしばらく会えませんでした。 その後そのママさんは元気になり、お世話になっ

      • 変化

        なぜ、こんなにも変わりたいと思うのだろう。 病気になってもうすぐ1年。 完治はないと言われたけど、回復してきた。 たまに、寝る前に今日死ぬかもなと思うほど不安と動悸耳鳴りに襲われる。 でも次の日はちゃんと起きれる。おはようが言える。 これだけでも1年前に比べれば幸せなはずなのに。 変わりたい。 もっと心が強くなりたい。 明るい性格になって、前向きになって、仕事をしたい。 変わりたい。

        • 父の選択

          「あの時、あっちを選択をしていればよかったなと思うことない?」 8月10日。父と母と私で夕飯を囲んでいる時に、そう父が言った。 父は寡黙であまり喋らない。 ご飯中は大体、 母と私が趣味や最近の出来事で盛り上がり、 それを聞いているのか聞いていないのかわからないほどの表情で黙々とご飯を食べすすめているのが日常だった。 そんな父が急に言ったから、驚いてしまった。 「なにか後悔していることでもあるの?」 私が聞くと父は、 「いやあ、もし20歳の時に戻れたら こっちを選ん

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        私の選択

          きっともっとずっと

          自分の人生を振り返るとどんなことを思い出しますか? 私は辛かった記憶ばかりが蘇ってきます。 中学生2年生の時、起立性調節障害・パニック障害・不安障害になり 週に1度学校を早退して通院。18歳まで通いました。 完治したかと思えば、21で解離性障害に。 それはある日突然起きたことでした。 いつも通り起きて仕事にいこうとすると、体が起き上がらない。 動けない。涙が溢れる。 一人暮らしをしていて、実家まで少し距離があったため、次の日も仕事だしもし帰ったら次の日も休まないとい

          きっともっとずっと

          周りと少し違っても。

          私は、小さな頃から、周りから気にしいだね。 気にしすぎだよ。考えすぎだよ。と言われることが多く、そのたびに私は みんなみたいに考えすぎないようにするにはどうすればいいんだろうと 何度も周りの楽観的な性格に憧れていました。 末っ子の長女で、兄たちが喧嘩をしていると、自分が喧嘩しているわけでもないのに怖くて親に泣きながら助けてあげて…って言ったり、人の怖い一面をみたり、揉めている場面がとにかく苦手な幼少期でした。 先生や、友達の誰かが怒っていたり、悲しんでいると一瞬で察知して

          周りと少し違っても。