benton

読んだ本のこと、食べ物のこと、思いついたこと。

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最近の記事

適度な運動

5年ぶりにジョギングを再開した。 もともと持久系のスポーツが好きなので、ロードバイクに乗ったり、フルマラソンに挑戦してみたりと、いつも何かしら体を動かしていたのだが、新型コロナウィルス感染症がはびこって以降は、マスクしてまで運動したくなかったので一切運動しなくなった。 運動をやめたら、体重が増えた。 食事でコントロールしようとしても少しずつ増える。もともと大食い早食いの傾向があったので、運動不足の結果、今は自分史上もっとも体重が増えてしまった。 運動をやめたら、気分がふ

    • 息子の帰省

      息子が1年ぶりに帰省した。 なんと、同棲している女性を連れての帰省だった。ふたりとも仕事が忙しいとのことで、たったの一泊二日の帰省だったけれど、うちの家族4人と彼女を交えて晩御飯を食べた。 息子から女性を連れて帰省すると連絡があったのが1ヶ月ほど前。みんなで晩御飯を食べることにしたものの、家で食べるか、外食にするか悩んだ。妻の希望は外食。料理の準備が大変なのに加えて、息子の彼女と会うというだけでいっぱいいっぱいの様子なので外食することに。 では、お店はどうしよう。せっか

      • お盆の集まり

        今年のお盆は8月15日に、母、弟夫婦、私たち夫婦、娘の5人で集まることができた。 弟夫婦はお盆も関係なく仕事があるし、妻も大阪の実家に帰省しなければならないし、娘は娘で留学の準備もあるしということで、今年はお盆にみんなそろって会食してお墓参りいくのは無理かなと思っていたのだが、勢揃いできるのはお正月のお盆の一年にたった2回しかないので、少々無理してでも集まった方がいいかなと思い、弟となんとか調整して集まることができた。 正月に集まった時は、さぁ、これからお節料理で宴会をは

        • 四万六千日

          金沢市、観光客でにぎわう東山茶屋街の通りから、ひとつ浅野川寄りにあるのが観音町。この観音町の通りを卯辰山方面へ行って、突き当り右手の石段を登っていくと、長谷山観音院というお寺がある。 毎年旧暦7月9日は、観音院の「四万六千日」だ。この日にお参りすると、46,000日お参りしたのと同じ功徳があるという日で、藩政期から続いている行事だ。 境内では、縁起物のとうきびを売っていて、とうきびを家の玄関につるしておくと、魔除けや商売繁盛、家内安全のご利益があることになっている。 東

        適度な運動

          庭仕事

          実家の庭に植わっている樹木の剪定をした。 何年も植木屋さん手入れしてもらっていないのて、木が成長しすぎて不具合が出始めているのだ。 まず、ブロック塀の脇に地植えした、つる性で夏になるとオレンジ色の花を咲かせるノウゼンカズラが隣の家の敷地はみ出している。大きなつるを1本だけ残して、他はバッサリ切り落とすことにした。 ます、隣の家にはみ出している花や蔓を切り落とす。それから根元のつるの太い部分をノコギリで切断する。これだけではブロック塀やフェンスに絡んだつるの部分はそのまま

          小鰯の塩茹で 二杯酢をかけて

          仕事帰りに金沢駅の黒百合に寄った。 晩ご飯時にはめずらしく二人連れが一組待っているだけだったので、順番待ち発券機に登録して店前の椅子に腰掛けて待つ。3分もしないうちにお店に入れた。 お店に入って右側奥のカウンターに案内される。ここは入口から離れていて、後ろを通る人が少ないので落ち着いて飲めるいい席。とりあえず、一番搾りの中瓶をお願いしてメニューを眺める。 まずは、すぐに出てくる牛すじ煮ネギがけ。もう一品は季節のおすすめメニューから選ぶ。今日のぬたはシマアジ。刺身はイカが

          小鰯の塩茹で 二杯酢をかけて

          回転寿司

          金曜日の仕事を終えて、さあ帰ろうと窓の外を見るとどしゃ降りの雨。熱帯のスコールのような降り方。妻に「迎えに来てもらえませんか?」とお願いすると。「いいよ。」との返事。せっかくなので「もしよろしければ晩ご飯を外で食べませんか」と提案してみると。「OK」との返信。 30分後に職場の前に着いたとの連絡が入ったので職場を出る。外はバケツをひっくり返したような雨。入り口の目の前まで車を移動してもらってなんとか濡れずに乗車完了。 できれば濡れずにお店にたどりつける店がいいなと、どこの

          回転寿司

          雨蛙

          ほぼ2ヶ月ぶりに、母の生存確認のために実家に行った。 母は若いときから腎臓に持病があり、定期的に病院で検査してもらっているのだが、最近、腎臓の数値が少しずつ悪化していて、お医者さんに、このままでは人工透析を受けないといけなくなる、と言われて気に病んでいたので様子を確かめたかった。 会って話しをすると元気そうだった。でも、時々体調が悪くなると半日くらい寝込んでいるそうだ。 以前なら、家の周りの草むしりは、こまめに自分でやっていたのだが、体調が思わしくないのと、この暑さもあ

          2024年7月6日土曜日

          妻がオリーブオイルが値上がりしているから買いだめしておきたい、ついてはコストコのオリーブオイルを買いに行きたいというので、二人で出かけた。 ちょうどお昼の時間に到着したこともあって、駐車場は空いていた。売り場に入っても休日には珍しく空いている。カートのすれ違いに難儀することもない。試食コーナーがたくさん出ていたが、試食待ちの列で混乱することもなかった。 せっかくきたんだからと、お客さんの流れにのって家電売り場から生活用品、お酒、野菜、お肉と、ひと通り売場を徘徊する。売り場

          2024年7月6日土曜日

          不安な気持ち

          私は、将来を悲観的にとらえる性格。心配性だ。よく言えば、間違いがないように事前の準備をおこたらない。いや、準備しないと心配で寝れない。 例えば、仕事で10時に待ち合わせるときは、最低でも30分前に現地に着くように段取りを組んでしまう。本当は5分前に着くようにと考えはじめるのだが、もし電車が遅れたらとか、もし道に迷ったらどうしよう心配になる。念の為、リカバリーできるように一本早い電車に乗ろうと考え始めると30分前、へたすると1時間前に着いてしまう。 1時間も手持ち無沙汰の時

          不安な気持ち

          ぼんやり

          ぼんやりとする時間を作るようにしている。 ちょっと時間ができると、スマホを取り出してニュースの見出しを眺めて面白そうな記事を読んだり、SNSをチェックしたりするのが習慣になっていたた。 どうも人間が一日に意識して何かに関心を向ける容量には限界があるようで、油断していると1日中何かを読んでいて、疲れ果ててしまうことがある。 そもそも、仕事でも結構な量の書類を急いで読まなければいけないのに、隙間時間にもちょこちょことスマホの小さな画面を凝視していたら、疲れるのも無理はない。

          ぼんやり

          泥酔

          年をとるにつれて、酔いがまわるまでに時間がかかるようになった。酔いがまわるまでに時間がかかるようになるのに合わせるように、酔いが覚めるまでに時間がかかるようになった。 一次会で飲んでいるときは、正気なつもりなのだが、家にたどり着く頃に、どかんと酔いがまわってくる。 昨晩は家にたどりついて、風呂入ってビールを飲みながらテレビ見ているうちに寝落ちして、そのまま朝までリビングの板張りの床で寝てしまった。妻が哀れと思ったのかシーツをかけてくれていた。 正気のつもりで調子にのって

          茱萸、蟻地獄、飯盒

          小学生の頃、夏休みになると母が仕事から帰ってくるまで、祖父母の家で過ごした。 祖父母の家は村の外れにあった。庭の外は隣村まで田んぼが広がっていた。庭に茱萸(グミ)の木があった。最近はあまり見ないけれど、その頃は、たいていの田舎の家の庭にはグミの木が植わっていた。木にのぼって赤い実をつまんで食べる。熟していると甘い。調子にのってバクバク食べていると、熟してないやつにあたって酸っぱかったり、渋かったりする。風が吹き抜けると、わさわさときらめきながら稲が波うつ。 グミの実に飽き

          茱萸、蟻地獄、飯盒

          北国街道を歩く 松任から小松まで

          街道歩き。今週は大阪方面へ距離を伸ばすことにして、松任駅から小松駅まで歩いた。 金沢駅のコンビニで鮭と梅干しのおにぎりを買って、6時52分発の普通列車に乗る。電車の中で急いでおにぎりを食べて、7時に松任駅に到着。まずは駅から国道8号方面に向けて歩く。商店街の千代尼通りをしばらく歩く。すき焼きの犀与亭は休業している。いい店構えの居酒屋が2,3軒見つける。ここまで飲みにくることはなさそうだが、店先に置いてあるメニューを眺める。 陸上競技場の裏あたりを歩く。旧北陸街道が国道8号

          北国街道を歩く 松任から小松まで

          同居人

          娘が家を出てから2年たった。息子も娘も大学進学のため東京に行ってしまった。 子供がいなくなると夫婦が一緒にいる理由がないんだなあと思う。妻は私のために手塩をかけて栄養があっておいしい料理をつくる差し迫った理由や必然性はないようだ。 「今日は少し遅くなるから、晩ご飯は勝手に外で食べてきて。」と言われることが増えた。子供が家にいるときは、そもそも、妻が遅くまで家に帰ってこないことは滅多になかった。遅くなるとしても、朝のうちに晩ご飯の準備をしていた。 休日に妻と一緒に行動する

          どくだみ

          先週あたりから、「なんであなたが草むしりをやらないんだ。」というようなそぶりを妻がしきりにするので、日曜日の朝食の後にやってしまうことにした。 両隣の家との間には1メートルあるかないくらいの隙間があって、夏になるとスギナやらシダが繁茂する。ここは、両側に建物が迫っていて日当たりが悪くて、地面には家を建てたときに厚く砂利をしいているので、シダの葉が大きく育っていても、軽く片手でひきぬけば、簡単に抜けるので、30分ほどできれいに片づいた。 次に、裏の花壇に取りかかる。花壇なん

          どくだみ