全て自然に帰っていく
過去の写真を見てたら、この写真を見て、物思いにふける…
この道は、昔、夏休みにクワガタを採りに自転車でよく通った道だ。
昔は普通の道路のように舗装していたが、あまりにも車が通らないと、このように自然に帰って行く…
まるでジブリのような世界観。
人間はいろいろな便利なものを発明してきたけれど、それは人間にとってだけ便利なものであり、地球にとっては決して便利なものではないのは明らかだ。
生態学の中にガイア理論というものがあって、それは地球と生物がお互いに影響しあうことで、地球がまるで一つの生命体のように、自己調節システムを備えるとする理論だ。1960年代に、イギリスの生態学者であるジェームズ・ラブロック氏が提唱した理論。
その理論から考えると人間は地球と一心同体だ。しかし、その人間は森林を伐採し、二酸化炭素を排出し、核兵器を作り、世界各地で戦争を起こしている…
本当に人間は地球に必要なのか?
俺も一応は人間だから人類を悪くは書きたくはないが、事実を調べれば調べるほど、地球にとって人間は決して必要な存在ではないという答えに行き着く。
もう遅いかも知れないが、この文明の全てを放棄して、大昔のように自然と共に生きることを今から選択したならば、もしかしたら、この地球の美しい自然を守ることが出来るかも知れない。
この道路のように人間も自然に帰っていくはずだ。
その時は、自然を壊して汚して、自分の体を傷つけて来た人間さえも、地球は優しく受け入れて包みこんでくれるだろう。
人間みたいに、争った相手に対して、いつまでも根に持って報復したり誹謗中傷なんかしないよ、地球は。
母なる大地とはよく言ったものだ。
本当に自然と共に生きる選択を人間がしたならば、過去のどんな過ちも、地球は笑顔で赦して受け入れてくれるはずだ。
しかし、時には機嫌が悪くなり、嵐や地震などを起こしてしまうのは覚悟はしないといけないが…
今の俺はチマチマと小銭を数えて家計簿も付けたりしてる、ちっちゃいちっちゃい男だが、いつか地球のような大きな包容力のある人間になりたい!
もちろん、地球みたいな大きな人間になれないのは分かってる。分かってるけど思うのは自由だ。
そんなことを思った、一枚の写真でした。
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