ビタミンジョージ

何もない人生の死ぬまでの記録

ビタミンジョージ

何もない人生の死ぬまでの記録

最近の記事

責任を取るということ

今日は雨の中の「今週の一枚」 Googleって本当にすごいね。撮った写真をすぐに画像検索が出来て、この花はセイヨウタンポポと分かった。 セイヨウタンポポの花言葉は、 「真実の愛」 言葉だけを見ると、美しい言葉だと思ってしまうけど、よく意味を考えてみると「んっ?」となってしまう… なぜなら、「愛」という言葉は常に真実だからこそ「愛」ではないのか? 「真実」という言葉がさらに付いてるということは、真実じゃない「愛」があるということだ。 僕は口から出る言葉に対しては、

    • 願いが叶うように願う

      今日の朝はアベマTVでメジャーリーグが放送してなかったから、BSでメジャーリーグ中継を見るために敷地内にある両親が住んでる家の方に行ったんだけど、母親が今日もまた仏壇にお供え物をして手を合わせて拝んでる。 手を合わせて何を願ってるかと言うと、家族だけじゃないビタミン家の親族全ての健康と幸せを仏様にお願いしてる。 今日だけじゃない。毎日だ。 その日々を何十年もだ。 こんな行為を毎日だ。 こんな人間がいることが信じられますか? 言葉は悪いが、こんな人間が現実にいること

      • ずっと味方

        僕は体の弱い人、心の弱い人、全ての弱い人の味方だ。 なぜなら、僕自身が弱い人間だからだ。 自分の事は自虐的に書くけど、他の弱き人の事は悪く書かないよ。 気弱な人を自業自得とか積極的に動かないからダメとか、成功してる強い人の理論が全ての人に当てはまるわけではないし、成功してる人が存在してるのは弱い立場の人が多数いるからこその成功だと思う。 それに動きたくても動けない人もたくさんいる。みんなが自分だけじゃないんだ。小さな子供を抱えている人は自由も少なく、ましてや自分の夢を

        • 手が届きそうな青

          今週の一枚 どこまでも青い青空。青の王様、キングオブ青。 僕はある大都会の大会社に就職の面接のために行ったことがあるんだけど、その大都会の空は晴れなのに靄がかかってるような空で、とても僕の故郷の空とは似ても似つかない空だった。 そして、大都会の空はとても遠いんだ。 もちろん、標高の違いなのは分かってる。 でも、実際の距離以上に空を遠く感じた。 故郷の空は、手を伸ばせば届きそうなほどに青空を近く感じる。 どうして、大都会の空はあんなに遠くに感じるのだろう… 僕は

        責任を取るということ

          時代は流れていく

          今週の一枚 この湧き水は100年以上前から湧き出てる水だ。 父親の話だと、かなり昔に地震があった時には湧き水が止まった時があったそうだ。 その時はまだ水道水が引かれてない時で、僕の家族はこの湧き水こそが命の源だった。 結局は1週間ほどで、また湧き水が出るようになって今に至るんだけど、とにかくずっとこの地域を潤してきた湧き水だ。 昔は僕の家族がこの水源の一番近くに住んでいた。 湧き水は綺麗な水と言われている。それは山に降った雨や雪が地面にゆっくりと染み込んで、その過

          時代は流れていく

          思いはきっと届かない

          俺は逃げてばかりだった。 自分が傷付くのが怖くて逃げて、自分が恥をかくのが怖くて逃げて、自分が人を傷付けるのが怖くても逃げた。 人間関係から逃げて逃げて逃げて、その結果、どうなった? 何も残らず、孤独な人生となった。 ここで一般的な意見なら「嫌なことから逃げずに向き合って生きてたら、きっと充実した人生になってたよ」と言う人の方が多いだろう。 でも、いろいろなことから逃げずに積極的に人と関わろうとすることが、俺にとって命を消費するような、かなり辛いことだったのだ。

          思いはきっと届かない

          自由の代償

          俺の自由を感じる瞬間とはいつかな。 やはり、目覚まし時計を気にせずに寝れる時かも。 今は持ち家もあり、食べる物にも苦労してない。 だから、いつまででも寝ててもいいし、誰にも怒られない。 これこそ自由! 誰にも縛られない! でも…… 誰にも縛られないということは、誰にも必要とされてないということだ。 そう考えると、自由の身とは本当に幸せなのか? 今、子育てなどで自分の時間をなかなか作れないお母さんたちは、毎日子供の食事や赤ちゃんなら夜泣きで眠れなかったり、家族

          全て自然に帰っていく

          過去の写真を見てたら、この写真を見て、物思いにふける… この道は、昔、夏休みにクワガタを採りに自転車でよく通った道だ。 昔は普通の道路のように舗装していたが、あまりにも車が通らないと、このように自然に帰って行く… まるでジブリのような世界観。 人間はいろいろな便利なものを発明してきたけれど、それは人間にとってだけ便利なものであり、地球にとっては決して便利なものではないのは明らかだ。 生態学の中にガイア理論というものがあって、それは地球と生物がお互いに影響しあうことで

          全て自然に帰っていく

          老石に人生を重ねる

          外で写真を撮った後に過去の写真の中から、また老石の写真を見つけて物思いにふける。 そして、再度、老石に心の中で問うてみた。 ジョージ  「人間はなんの為に生まれ、死んで行くのですか?」 顔面魚太郎  「小僧……お前は喰らう時、寝る時にいちいち理由を考えるのか?生きることになんの意味もない……ただただ時が過ぎ去るのを待つのみだ…」 草木の頭髪を持つ老石の横顔が、少し寂しそうに見えた……ような気がした。 人に知られてこその思い、人と一緒にいてこその人生だ。 俺も自分の

          老石に人生を重ねる

          無責任な言葉に何回も願いを込める

          今日も暖かな1日だった。 もうすっかり春だ。 タンポポを見つけて、青い空の下、俺は今日も生まれた時からある当たり前の平和を満喫した。 この景色はわざわざ遠くに撮りに行った景色ではない。俺の部屋の窓を開けたらすぐに撮れる外の景色だ。 俺の住んでる所は正真正銘のド田舎! 嘘偽りのない山奥だ。本当に何もない。半径3キロ以内には30人も人がいない。 後 20年経ったら、この地域には人はまったくいなくなる。大袈裟ではない。もう新しい命がまったく育ってない地域だからだ。 で

          無責任な言葉に何回も願いを込める

          老石の孤独

          結構前に撮った写真を見てたら、この石が命を持ってるよう感じた。 僕が生まれる前から、ずっとここにいる老石だ。 僕はこの老石に心の中で尋ねてみた。 「あなたは、いつからここにいるのですか?」 周りの木々がまるで背筋をピンと伸ばして、緊張感を持ってこの老石を守ってるかのよう感じたから、敬意を持って質問してみたのだ。 そして、この老石は、 「小僧、生きるとは、ただただ全てを受け入れることだ。この場所こそ、ワシの人生だ…」 老石はそう呟いた……ような気がした。 僕は「

          何も動かない夜

          また、どこかの国で争いが起こってる。 いや、またじゃない。 いつもだ。 そして、いつも何も力もなく決定権のない弱き人たちが犠牲になってる。 TikTokを見てると、たまに海外の貧困層の子供が靴も履かずにボロボロの服を着て、親の仕事を手伝ってる動画を見る。撮影者は食べ物を与えたり、飲み物を与えたりして助けてる姿を動画として上げてる。 同じ人間なのに、生まれた国によって、なんでこんなに子供たちの幸せに差が出るのだろう。 海外の可愛い子供たちが苦労してる姿を見て、子供の

          何も動かない夜

          あの子が落ちていく

          僕は不良ではなかった。 当たり前だ、こんな気弱な不良なんているものか。 しかし、不良に憧れたことはあった。 いや、不良じゃなく強さへの憧れかな そんな僕は人生でタバコを一回だけ吸ったことがある。 しかし、それは大人になってからだ。それも無理やり吸わされた。モラハラ彼女から、唇に火の付いたタバコを押し付けられそうになり、それを逃げようとしたら「じゃあタバコを吸ってみて!」と強要され、その時に人生で初めてタバコを吸った。 タバコで思い出すのは、僕が小学校の時に一緒にサ

          あの子が落ちていく

          僕だけが出来る親孝行

          僕の親孝行は、とにかく自分自身が健康で元気でいることだと思ってる。 普通は何かプレゼントを渡したり、両親を旅行に連れて行ったり、何か形に残るものとか高価な物を送ったりするのが、自立した子供の親孝行だと思う。 僕の場合は、そんなものではとても追いつかないほどに、親には迷惑をかけた。 高校を卒業してからは、何年も音信不通になったし、その音信不通の時に夜中に「もう死ぬしかない」と突然電話をかけた時もあった。 何回も両親を裏切り、何百万という金銭的な負担をかけたとしても、それ

          僕だけが出来る親孝行

          知りたくなかった

          僕が経験した悲しい豆知識を書こうかな。 僕は出会ったばかりの人の借金を背負ったり、好きな人の生活費を出したり、とにかくお人好し全開の馬鹿な事を年単位で続けてしまったんだけど、その途中で気付いた事がある。 それは、相手が僕の事を大切に思ってくれてれば、僕にお金を出させるような事を絶対にさせないという事だ。 夜のお店に勤めてる女性は分かるとは思うけど、本命の彼氏を自分のいるお店に来させるような事はよっぽどじゃないとしないと思う。 それはなぜかというと、大切な人に金銭的な負

          知りたくなかった

          簡単な約束

          子供の頃に、こんなことを言われたことはないかな? 「自分がされて嫌なことを人にしちゃいけません!」 俺がこれを言われたのを覚えてるのは、小学校の時かな?小学校の低学年の時に女の先生から言われたことがあったような… いつ言われたかは記憶は曖昧だけど、確かに言われたことがある言葉だ。 いや、言われたというか先生に怒られたんだ。俺が他の子に何かをしてしまって、それでこの言葉を言われて怒られた。そして、俺はその時に約束をした。 「自分がされて嫌なことは他の子にはしない!」