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「アナザー・ラウンド」常にアルコールがある方が人は幸せか?

本当の幸せは、酒か家族か、仲間か。

映画「アナザー・ラウンド」を鑑賞しました。

第93回アカデミー賞において、監督賞と国際長編映画賞の候補に挙がり、国際長編映画賞を受賞した作品です。

主演は「ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密」「ドクター・ストレンジ」のマッツ・ミケルセンです。

今回の記事では、「常にアルコールを血中に巡らせるほうが幸せである」という、コミカルながらやや危ないテーマの今作の見どころや、実際のところどうなのかを解説していきます!

STORY:
マッツ演じる冴えない高校教師とその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の理論を証明するため、仕事中にある一定量の酒を飲み、常に酔った状態を保つというとんでもない実験に取り組む。すると、これまで惰性でやり過ごしていた授業も活気に満ち、生徒たちとの関係性も良好になっていく。同僚たちもゆっくりと確実に人生が良い方向に向かっていくのだが、実験が進むにつれだんだんと制御不能になり…。

映画公式サイトより引用


原題「DRUK」

今作はデンマークの作品です。

原題は「DRUK」。

これは「大酒飲み」を意味する言葉です。

「アナザー・ラウンド」よりもストレートなタイトルですね。

主演マッツ・ミケルセン

やはり最も注目したいポイントは主演のマッツ・ミケルセンでしょう。

北欧の至宝と呼ばれるほど、人気のある俳優です。

31歳から活動しており、現在57歳のいわゆるイケオジ。

今が一番人気も知名度も高いような気がしますね。

今作を観れば、その理由がよく分かります。

あんなに色っぽいオジサマ、そうそういるものではありません。

他にも3人、主要オジサンキャラが登場しますが、やはりあの色気は抜群です。

特に、泣きのシーンと、ラストのダンスは最高です。

実際あるのか?0.05%説

映画にも登場するノルウェーの哲学者フィン・スコルドゥールの「人間は血中アルコール濃度が0.05%足りない状態で生まれてきている」という理論。

こちらに関する考察はブログにて👇


酒よりも、仲間がいい

私が今作を観て、いいなぁと思ったのが、酒を飲む楽しさよりも、この実験を一緒にやろうとする気の置けない仲間の存在です。

娯楽が、酒しかないのは辛いけど、ハメを外したりバカやったりできる仲間は素敵だと思います。

いつまで経っても子どもというか…。

職場にあんな間柄の人がいるって、なんだか少し憧れてしまいます。

家呑みのシーンとかめっちゃいいですよ。

今日の映学

最後までお読みいただきありがとうございます!

「アナザー・ラウンド」の見どころや映画に登場する説に関する考察をお伝えしました!

酒飲みならば、一度は考えたことのあるような、楽しい映画でした。

ブログでは映画に関する情報をたくさん紹介していますので、ぜひお読みにいらしてください👇


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