「バビロン」が何倍も楽しくなる映画6作品
映画「バビロン」
もうご覧になられましたか?
私は封切から1週間経たずで、すでにもう三度も鑑賞したほど、この作品に魅了されちゃってます。
今回の記事では、そんな「バビロン」を何倍も楽しくなる映画を6作品をご紹介します!
ブログではさらに4作品を加えた10作品をご紹介しています👇
星が多い作品ほど、関連性や楽しくなる度合いが高いので、ご参考までに!
ラ・ラ・ランド ★★★★★
デイミアン・チャゼル監督のアカデミー賞作品です。
「ラ・ラ・ランド」も、「バビロン」と同じく、ミュージカル映画であり、夢に向かって生きようとする若者のドラマを描いています。
この作品にも、「巴里のアメリカ人」や「バンド・ワゴン」、「雨に唄えば」など、映画に対する愛がたくさん詰まっています。
しかし、その終わり方や、話の構成は「バビロン」と大きく異なります。
「バビロン」のアザーサイド的な、姉妹作品といっても過言ではない作品です。
雨に唄えば ★★★★★
「雨に唄えば」は、予習復習として絶対に観ておくべき作品です。
なぜなら、デイミアン・チャゼル監督が「バビロン」をとるきっかけとなった作品だからです。
デイミアン・チャゼル監督は、サイレントからトーキーへの過渡期が舞台の「雨に唄えば」で、描き切れなかったであろう、汚い部分や、挫折した人々、夢に破れた人々を描くために「バビロン」を作りました。
私は「バビロン」を観て、「雨に唄えば」では悪役として描かれる、リーナにスポットをあてたかのようなストーリーに涙が溢れました。
バンド・ワゴン ★★★★
「バンド・ワゴン」は、落ち目の映画スターが、舞台で再起をはかる物語です。
ジャック・コンラッドと逆ですね。
こちらはミュージカル映画でもあり、共通点が非常に多いです。
「ラ・ラ・ランド」でもオマージュされていたことから、デイミアン・チャゼル監督が大好きな作品のひとつであることがうかがえます。
アイズ・ワイド・シャット ★★★★
「アイズ・ワイド・シャット」はキューブリック監督の作品です。
キューブリック監督の遺作となっており、映画業界の汚れに対し、中指を立てるようなメッセージがこもった作品になっています。
絢爛豪華で妖しいパーティの様子や、その最中に起こった事故など、「バビロン」でオマージュしたであろうシーンが多数見られました。
NOPE ★★★
「NOPE」は2022年に公開されたジョーダン・ピール監督の作品。
こちらも、映画愛がたっぷり詰まった作品ですが、共通点はそれだけではありません。
「NOPE」の後半では、手回しのカメラが登場します。
この手回しカメラは、1920年代に活躍した代物なのです。
もちろん、「バビロン」で、何度も登場します!
また、デイミアン・チャゼル監督同様、ジョーダン・ピール監督も、若手の監督ですので、その点にも注目ですね。
セッション ★★
「セッション」は、デイミアン・チャゼル監督の作品です。
ジャズドラマーを目指す青年と、鬼教師の激しい衝突を描きます。
「セッション」では、デイミアン・チャゼル監督のお家芸、クイック・パンがとても鮮やかに登場します。
また、JAZZ愛もふんだんにこもっていますので、デイミアン・チャゼル監督を知る上ではこれ以上ない作品と言えます。
ジャズ・シンガー ★★★★
ここから先、「ジャズ・シンガー」 「ニュー・オリンズ」 「市民ケーン」 「ベン・ハー」 についてはブログで解説します👇
今日の映学
最後までお読みいただきありがとうございます!
「バビロン」をもっと楽しむために鑑賞すべき映画10作品を紹介しました。
どれも素晴らしい作品ですので、ぜひご鑑賞ください!