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「仲間と仕事する」が生み出す優しい世界を、BiSEが作る

フリーコンサルタント・中小企業診断士の小林慶志郎です。
コンサルタントとして働く中で「もっとみんなが楽しく働ける環境を作りたい!」と思い、
「好きな人と好きな仕事をする」を当たり前の世の中を作りたくて、情報発信やスマホアプリ「BiSE」(バイス)の開発をしています。

自由な働き方をするためには仲間が必要

「好きなことして生きていく」という話をする際、多くの人は「自分一人でやるんだ」と考えがちです。
ですが、苦手なことは人にお願いした方がいいし、ひとりじゃやりきれない仕事だって出てきます。
そんな時に、気軽に仕事をお願いしたり、相談できる仲間を集めてコミュニティを作っておくといいよね、というのがこのnoteでたびたび書いてる話です。

友達や親しい仲間に「発注」する??

気軽に相談できる”仲間”は、正直「友達」でもいいと思っています。
「お金が絡むと関係性が崩れないか心配」といった理由で、ちょっと抵抗ある人もいるかもしれません。
けど考えてみてほしいんです。
大事なお客様の仕事を進めないといけないとき、見ず知らずの人に発注するのと、人となりが分かってる人にお願いするのとどっちの方が安心して任せられるでしょうか。
お客様のためになるのはどっちなのかを考えたら、既に関係性が出来ている友達の方がお互いに遠慮なくコミュニケーションがとれるし、仕事も速く、メリットが大きいはずです。(友達だから品質にダメだしできない、というくらいの関係性なら知らない人でもプロに任せましょう)

友達から仕事をお願いされた時に「お金をもらいにくい」という声も聞きますが、お金をもらわずに仕事するのは、お金を払って発注してくれている”既存のお客様”を裏切る行為にもなりますよね。
なので、タダでやるならそれなりの理由をつけないといけません。

BiSEが目指しているのは、実は大きな”変革”

この「仲間に仕事を依頼する」という表現自体には、特に目新しさはありません。
ですが、「仲間から収入を得ながら働く」と考えると、話は変わってきます。

これまでのほとんどの仕事の登場人物は、「会社・お客様」「自分」でした。
いかに市場をハックして、多くの客を捕まえるか、会社で評価を得るか、みたいな戦いになっています。
収入を得るのは、「会社・お客様」からで、そこに対してどれだけアピールするかという勝負ですね。

BiSEが目指している世界の仕事の登場人物は、「会社・お客様」「自分」「仲間」の3つになります。
大きく変わるのは、収入を得る元が、「会社・お客様」と「仲間」の二つになる点です。
仲間の仕事を手伝うことで、対価(お金じゃなくてもいい)を得るのが当たり前になる世界です。

その仲間の”会社に入って働く”ということではなく、仲間たちと仕事をシェアして、必要に応じて依頼に応える。そして対価を得る。そんな働き方。
それぞれがお客さん(案件)を見つけてきて、その仕事を得意分野で割り振って、お客さんや会社から得るお金と、仲間からの依頼に応えて得るお金の、二つの柱で収入を作っていく。

これまでの、「自分」を起点に「会社・お客様」つまり”顧客”の奪い合いが発生していたスキームに、「仲間」を混ぜこむことでお金の流れを変えていく。
我々が取り組んでいるのは、そんなビジネスの大きな”変革”だと考えています。


そこから生まれる優しい世界

我々が作っていきたいのは、お互いの能力を生かしてサポートしあいながら、お客さんや自分の人脈をシェアして、仲間内で受発注が発生するような働き方です。

これによって何が起きるかというと、
・組織のピラミッド構造から来る搾取が発生しない
→仲間に不当に安い金額で発注したり、高い金額で受注したりしないですよね?
・顧客や仲間を過剰に集める必要がない
→仲間と仕事もシェアするので、不安に駆られてひとりで顧客を過剰に集める必要がない。フォロワー数やいいね獲得のために射幸心を煽ったり、それによる優劣感も発生しない。
・仲間に貢献したいという健全な成長意欲
→漠然とした不安に対して漫然と勉強するのではなく、仲間に必要とされたいというシンプルな学習動機を持つ。
・自分の得意にフォーカスして仕事に取り組める
→過剰な顧客獲得への活動や、組織内の調整等に割く時間を削減し、価値提供にフォーカスできる。

つまり、自分たちの身の丈に合ったスケールで、仲間と楽しく働いて、しっかりとお客さんに価値を提供することにフォーカスできる。
そんな働き方を作り出せるのではないかと考えています。
じつは、私が作りたい世界は、この「合理的で優しい世界」なのかもなと、思ったりしています。

こう考えていくと「会社」も同じような思想で生み出された仕組みのようにも感じますが、日本においては制度疲労を起こしているので新しい仕組みが必要になっていることは間違いありません。
「会社」の仕組みに違和感を感じる人達の受け皿となれるような働き方を、BiSEを通じて実現してもらえるような仕組みを作り上げていきたいと思います。

引き続き、サービスの拡張に向けて頑張ってまいります。

BiSE公式サイト

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小林慶志郎

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昨春、緊急事態宣言が出た頃、外出自粛が謳われ、会社にも行けず、飲みにも行けず、ひとりひとりが孤立していくような気がして、この先コミュニティって重要になるよね、という本を書きました。(Kindleで発売中です)

「コミュニティと生きる時代 〜withウイルス時代の仕事と組織のカタチ」--小林慶志郎


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