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”ワークコミュニティ”を持つという働き方

フリーコンサルタント・中小企業診断士の小林慶志郎です。
コンサルタントとして働く中で「もっとみんなが楽しく働ける環境を作りたい!」と思い、
「好きな人と好きな仕事をする」を当たり前の世の中を作りたくて、情報発信やスマホアプリ「BiSE」(バイス)の開発をしています。

働き方の自由度が高まっていったときに、組織がどうあるべきかを考えてみました。
最後は、そんな中でひとりひとりがどう組織に関わるべきなのかについて触れていきます。

働き方はもっと自由になっていく

今でもフリーランスや副業で働く人は増えていますが、現状では優秀だとかスキルうんぬんよりも、「この働き方に向いてるかどうか」が大きな要素になっているように思います。まだまだ、働き方として一般化していない印象です。
そもそもフリーランスという言葉があいまいなのですが、この先もっとフリーランス的な「契約ベースで働くこと」が一般化していけば、優秀な人ほどフリーランス化していくことは間違いないでしょう。
つまり、人材は「流動化」していくことになります。一つの会社に所属するのではなく、複数の会社に所属したり、数カ月~数年の契約ベースで仕事をしていく形が一般化していくでしょう。

その時、組織の在り方は

そんな働き方が一般化していったときに、組織はどうあるべきなのでしょうか。
これまで組織が持っていた資産・強み、は端的に言うと「ヒト、モノ、カネ」でした。

「ヒト」は前述のとおり流動化していきます。
優秀な人ほど固定の組織で働くことは減っていくため、社員を会社で抱えるような形ではなく、プロジェクトベースで優秀な人を集めるようになります。

「カネ」は、従来型の銀行買い入れや株式市場であれば、組織の規模や実績に基づく「信用」が必要でした。
ですが、クラウドファンディングや個人投資家の出資が増えていけば、そこに”規模”は不要になります。
過去の実績に基づく「信用」よりも、その”人”や”理念”への共感や、未来に向けた「信頼」がカネを動かすことになります。
いわば、”カネも流動化する”と言えます。

「モノ」も、これまでは自分たちで設備投資をしてモノづくりをする必要がありました。
ですが、時代の変化が速いこの時代に対応するには、自分たちで設備やノウハウを抱え込むのではなく複数の組織がそれぞれの特技を持ち寄って組み合わせるようなネットワークを組むことが重要です。
そうなると、モノも持つ必要もなくなっていきます。

これらを考えると「ヒト、モノ、カネ」を抱えることは、組織の強みにならなくなっていくわけです。
では組織は何を持つ必要があるのでしょうか?


組織に求められる「理念」と「コーディネートする力」

「ヒト、モノ、カネ」を保持する必要がなくなった組織に残る「価値」は何でしょうか?

それは、「流動化するエネルギーを束ねるチカラ」だと思います。

様々な資産が流動化するからこそ、各エネルギーが向かうベクトルはバラバラになりがちです。
エネルギーを一か所に集めて、大きな力を生み出すには、向かうべき方向に旗を立てて、流動化するヒト、モノ、カネを、コーディネートする力だと言えます。
つまり、「みんなの気持ちをひとつにまとめること」です。

理念を掲げ、理想を語り、時代を前に進めるための価値を生み出すこと。
そこに共感して集まったエネルギーをコーディネートして、生み出す価値を最大化できること。
そして生み出された価値をしっかりと蓄積して、活用できる状態にしておくこと。
これらが、組織に求められることになっていきます。

小難しい表現になりましたが、
・自分が作り出したい世界を語ること
・それに向けて仲間を集めること
・仲間の能力を引き出し、繋ぎ合わせ、目指す世界に向かっていくこと
・その道のりで生み出されたものも、みんなが使えるように残しておくこと
が求められる、ということです。

これはもはや”会社”である必要性はほとんどありません。
私はこれを”ワークコミュニティ”と呼んでいます。

目的に合わせて「ヒト」が自由に集まれるコミュニティです。
そこに「モノ」と「カネ」が後からついてくるイメージです。

色々な未来を語る”ワークコミュニティ”があっていいと思います。
明確なビジョンを持たない”つながり”を目的にした”ワークコミュニティ”もあっていいと思います。
そして、ひとりひとりが様々な”ワークコミュニティ”に所属してもいい。
そんな自由度の高さが、この先のスタンダードになっていくでしょう。


”ワークコミュニティ”を持つという働き方

そして、個人の視点から見たときも、複数の”ワークコミュニティ”を持つということが、多くのメリットを生みます。

いろんな場面で貢献できることが、自分の価値に対する自信にもつながります。
いろんな出会いやつながりの中で、自分自身の新たな価値を発見したり、成長につなげることもできるでしょう。

自分からの価値の提供だけでなく、助け合いや学びを共有できる”ワークコミュニティ”を複数持つことが、この先の働き方を、ひいては人生を豊かにしていくと考えています。

BiSE通じて、そんな働き方を後押ししていきたいと考えています。

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小林慶志郎

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昨春、緊急事態宣言が出た頃、外出自粛が謳われ、会社にも行けず、飲みにも行けず、ひとりひとりが孤立していくような気がして、この先コミュニティって重要になるよね、という本を書きました。(Kindleで発売中です)

「コミュニティと生きる時代 〜withウイルス時代の仕事と組織のカタチ」--小林慶志郎


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主にIT関連のプロジェクトで"プロジェクトをうまく進めるための仕事"(PMO)を長く経験。 その中で「仕事が苦しいと感じる人に前向きに仕事に向かえる環境を作りたい」と思うようになり コンサル業の傍ら新サービスやスマホアプリを開発中。 サービスに込める想いや気づきを発信します!