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雑談meetsシネマ:番外〈12.5:1984〉

SF映画について話しながら、謎を解いちゃう映画雑学フィクション劇場、雑談meetsシネマ。
いつもはSF映画を採り上げていますが、ゴールデンウィークの番外というか、ちょっと寄り道。
 
「こんなSFもありますよね?」ということで、とあるコマーシャルです。

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今日はCMですか?

DJ 手伝うわ……って、もう終わった?

ショウコ ありがとうございます。

DJ 珍しいわね。今日はCM?

ショウコ 皆さん、来る前に。

Big brother ‘Our enemies shall talk themselves to death and we will bury them with their own confusion. We shall prevail !’

DJ 1分なのに、映画並のインパクトよね。

1984年は何をしていましたか?

ショウコ お客さん呼ぶための広告、考えてたら、伝説のアップル『1984』を観たくなって。

DJ リドリー・スコットも雇えず、スーパーボウルでも流せないけれどね。

ショウコ ジョージ・オーウェルの『1984』と重ねて、青白いスキンヘッドたちがビッグ・ブラザーの話を聞いてるシーン、ディストピア感、強くて好きです。

DJ 敵はIBM、正義はアップル。青白い男に、オレンジの短パンの女性って対比も分かりやすいし。おまけに、おっぱい揺れちゃってる。

Narration ‘On January 24th, Apple computer will introduce Macintosh and you'll see why 1984 won't be like “1984”’(1月24日、アップルコンピュータはマッキントッシュを発表します。そして今年1984年が、小説『1984年』の世界にならない理由がわかるでしょう)

アップル製品は好きですか?

ショウコ 1984年は、うちの兄貴の生まれ年なんです――

DJ ああ、この店。そう言えば、御簾照さん――

クマ おっ、DJ。あれ、今日は『1984』か。

カントク こんばんは。

クマ どうした? 暗い顔して。
景気付けに今日の映画は、リドリー・スコットつながりで、あの名作で決まりだな!

ショウコ 分かりました。あの名作ですね。


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イラスト 無重力尚靴履(ゼログラ)さん

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