秋の夜長に読書とクッションと、いつもそこにいる。ジャン・コクトー「ぼく自身あるいは困難な存在」
ジャン・コクトーの「ぼく自身あるいは困難な存在」って読んだことありますか?
第二次世界大戦が終結して間もないころ、57歳のジャン・コクトーが、自身の死を意識しつつ書かれたこの本。レイモン・ラディゲ、エリック・サティ、マルセル・プルースト、セルゲイ・ディアギレフら親しい友人たちの回想と「死について」「言葉について」「美について」「線について」などジャン・コクトーならではの芸術観。
語るべきことを語りすぎ、語るべきでないことを充分には語らなかったと後悔しているあなたにお似合いの、