ロックダウンを経て、つながりの大切さを実感。アトツギ息子、絶賛修行中!
今日のnoteの主人公は、川口達宗さん(以下、川口くん)。
群馬県桐生市で、不動産事業を営む家族に育った、
いわゆる「アトツギ息子」。
そんな彼は、家業を継ぐ未来を考え、修行を積むため、
同じく不動産業を営む(株)髙木ビルに入社。
「不動産にあたらしい価値を生み出す」*BIRTHプロジェクトを中心に
ビル管理・賃貸業務から、利用者さんとのコミュニケーションまで、
幅広い業務を担当しながら、日々成長中の27歳です。
大学卒業後すぐに、家族の会社に働かず、
髙木ビルで働くことを選んだ背景は?
どんな風に成長し、どんな日々を送っているのか?
このnoteは、川口くん同様、社会で“修行中“の方や
「後継ぎ」のみなさんに、共感・刺激になるストーリーかも。
ぜひお楽しみください。
すぐ家業を継がず、会社に入った理由とは?
松尾:川口くんは、なんで家業をすぐ継がずに
髙木ビル入社を選んだの?
川口:大学の時から、いつかは家を継ぐんだろうな、
と思ってたんですけど、あんまり「不動産」に
いいイメージを持っていなくて。
正直なところ、漠然と硬そうだなぁ、と。
自分に合わないような気がしてましたし
今以上に、できる自信もなかったですね。
松尾:そうなんだ。
川口:でも、父から*社長の話を聞いた時、
こんな風になりたい、と思ったんですよ。
松尾:髙木さんへの憧れが、髙木ビルへの入社の背景だったんだ。
そうです。入社前の2年間は、ロンドンに留学していたんです。
その時、社長のインタビューが掲載されているDoersの本も
持って行って、常に家に飾ってたぐらい、憧れてました(もちろん今でも)。
松尾:どう感動したの?
川口:「こんな社長、ありなのか!」と思いました。
ビジュアルも含め。笑
場所を貸す、借りる、買う、売る、単調なイメージしかなかった
不動産に「あたらしい不動産の価値を作る」とミッションを掲げ
つながりを生み、アイディアやそこにいる人を応援していく
事業に挑戦している社長がとてもかっこいいと思いました。
憧れの社長のもとで、成長する
松尾:なるほど、髙木さんが川口くんのロールモデルなんだ。
今、そのロールモデルの会社に働いてるなんて、すごい!
川口:そうですね。ラッキーなことに。
タイミングが良かったです。入社前は、めっちゃ辛かったんですけど…
松尾:というと?
入社する直前、留学先のロンドンはロックダウンになって、
半年間、6畳一間のアパートから出られなくなったんです。
ただそのおかげで自分と向き合う時間が出来て、
帰国を決断、「髙木ビルで働きたい」と志願しました。
松尾:それは辛かったね…
実際に、髙木ビルで、働き始めて、どうだった?
最初は、社長の鞄持ちから始めたんですけど、
本当にいろんなことができなくて。自分のことが嫌になりましたね。
でも、目の前のことを本当にひとつずつ重ねていったら
徐々に、自分に任せてもらう仕事も増えてきて、
今やっと、髙木ビルで働いてるな、って感じです。
まだまだ知らないことばかりですが、
それでも、自分の成長を日々実感しています。
松尾:成長を実感できているのが、とっても素敵。
川口:入社1-2年目は、仕事に関して、自分のやっていることや
成果として自信を持って言えることが無かったんです。
3年目になってようやく、契約を担当させてもらったり、
利用者さんとのやりとりを一人でも行うようになって、
やっと親にも、こんなことしてるんだよね、
って言えるようになってきました。
川口くんのこれから、家業とBIRTHと
松尾:家業を継ぐ未来も、より近づいてきてるのかな。
川口:そうですね、入社した時より、実感があります。
ただもうちょっと家業に入るまでは、この髙木ビルで、
成長・進化中のBIRTHプロジェクトに全力を注ぎたい気持ちです。
将来的には、家業の拠点である桐生(群馬)から
髙木ビルと伴走して、プロジェクトがやりたいです。
何よりも強く願うのは、髙木ビルに恩返しすること。
その為にも目の前にある事を全力で取り組み、吸収して、
自分の血となり、肉としていきたいんです。
プライベートも変わった、BIRTHとの生活
松尾:勢いあるなぁ、いいね!
川口:BIRTHに関わるみなさんに
プライベートも支えてもらってるので、
少しでも恩返ししたくって。
松尾:川口くんは、住んでる場所も
インレジ(BIRTH IN RESIDENCE)だし
本当に仕事だけじゃなくて、暮らし全体がBIRTHだよね。
川口:本当そうなんです。
インレジに住んで、BIRTH LAB に顔を出して、
自転車に乗って、髙木ビルの虎ノ門本社に出勤。
その前に、CYCLE RESTに自転車置いて。。
単に仕事としてではなく、一個人として
つながりを持てている、BIRTHのコミュニティがとても貴重なんです。
実家は群馬ですし、ロンドンから帰ってきてそのまま入社してるので、
東京(特に港区周辺)には知り合いが少ないんです。
そんな時、仕事とプライベートという境界を超えて、
自分と繋がってくださる方々がたくさんいる
その中で働いたり、暮らしたりできているのは、とても嬉しいことで。
もうロックダウンの時のような、孤独な状況は経験したくない…
このつながりを大切にしていきたいと思います。
(編集後記)
BIRTHの裏方ヒーローであり、仕事も暮らしも気持ちよくつながる、BIRTHコミュニティを最も体現する、川口くんをようやく紹介できました。
きっと、BIRTHのいろんな施設に出没しているので
出会ったらぜひ「note読んだよ」と声かけてあげてください(笑)
インタビュー・執筆:松尾 明子
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