BDRに参加が決まって【表現者：はるか】
2022年度のバースデーランウェイに参加いただく表現者の皆さんへのインタビュー🎤5日目は「はるかさん」にお話を伺いました✨
ーーまず、はるかさんに自己紹介をお願いしたいんですけど、名前と普段してること、あとは目指している夢についてお伺いできますか？？
はるか はい。はるかです。大学で映像演技を学んでいます。夢は女優です。お芝居をするだけではなく、様々な切り口から人々をわたしという沼にハマらせていくのが夢です。
ーーありがとうございます。最終面談からはるかさんの夢ってすごく面白いなって印象があって、夢のカテゴリーがあったとしたらそこにはるかさんのエッセンスが加えられていると思うんですけど…『わたしの沼にハマらせたい』って思うようになった何かきっかけとかってありますか？？
はるか きっかけ…。そうですね。大学に入る前までは、「もうお芝居だけしかやらない！」って強く思っていて、その強さは今でも変わらないんですけど、大学に入っていろいろな人と出会い、その出会った人たちがいろんなことをしていたりだとか、「こういうことをしてみたい」と好奇心旺盛な人が多かったので「ああ、そういう生き方もあるんだ」っていうことを知って、私も心を自由にしてみよう…！て思ったことがきっかけです。
ーー「自由にしてみよう」ということは、大学に入る前は違う感覚でお芝居をされていたんですか？？
はるか はい。高校では演劇部に入っていて、夢が割と執着に変わっていましたね。
ーーなるほど。過去を振り返ってみて、夢が執着に代わった瞬間やきっかけってありますか？
はるか なんていうんですかね…。違う道に行こうって思ったときがあったんですけど、それがすごく楽しくなくて。将来を考えることが全く楽しいと思えなかったんです。それが執着に変わっていたんじゃないかなと思います。
ーーなるほど。そうだったんですね。さきほど「心が自由になった」とおっしゃっていたんですが、大学に入ってから何かお芝居や夢に対する視野が広がったんですか？？
（はるかさん）
はるか そうですね、友達が学校の授業以外で習い事をしていたり。やりたいことがたくさんある人が多いんですよ。それを見ていて「あ、一つじゃなくてもいいんだ」って気づいたといいますか、「そういえば、自分って何がやりたいんだろう？」って思ったときに、「いろいろやりたいことあるじゃん」って感じました。
ーーそうだったんですね。そもそもはるかさんが「お芝居がしたい！」と思ったキッカケを教えていただきたいです。
はるか 幼稚園のときぐらいですかね。劇団四季を家族で観劇に行って、気づいたら夢中で見てたんですよね。初めて覚えた歌も劇団四季の曲だったと思いますし。自然と大人になったら私も劇団四季のステージに経つ側になっているんだろうなって思っていて、それがはじまりでした。
ーーなるほど…！ご家族と行った観劇の経験が影響を与えてくれたんですね。
はるか そうですね。
ーーでは、はるかさんは今回バースデーランウェイの表現者に応募してくれたと思うんですが、そもそも募集はどこで知られたんですか？？
はるか インスタグラムで同じ大学に通っている人のストーリーにバースデーランウェイについての投稿が掲載されていて、その頃ちょうどモデルに興味があって、他の団体の方から「モデルやってみませんか？」っていうお話をいただいて、その方のお話とかも聞いていたんです。
ただ、少し自分のやりたい方向性とは違ったのでお断りしていて、そのタイミングでバースイデーランウェイを知って、興味を持って、お話を聞いていくうちに、自分のやりたいこととかコンセプトに近いのかなって思ったので応募を決めました。
ーーありがとうございます。出会いは知人の方の投稿だったんですね！
バースデーランウェイのサイトを初めて知ったときの印象とかってありますか？？
はるか 衝撃でした。一人一人の夢に合わせた衣装を制作するっていうところにまず惹かれたのもありますし、私の大学は、お芝居に関わることとか映像に関わる仕事に就きたいっていう人が多くて、きちんと夢を持っているけど、ジャンルは同じっていう人たちと出会うことが多いですよね。少しさかのぼると、高校時代は「夢があんまりない」って人が多くて、あまり夢について話す機会がなかったんです。
でも、バースデーランウェイには夢を持った人が集まっていて、しかもその夢がそれぞれ違うじゃないですか。それがすごく素敵だなと思って。いろんな人のいろんな生き方とか人生とか、未来とかを話してしていくっていう過程がすごい魅力的だなあと思いました。
ーーありがとうございます。応募をするにあたって、不安はありませんでしたか？
はるか 不安はなかったです。すごい楽しみで、もう絶対に参加したい！って思いが強くて、すごくワクワクしながら応募しましたね。
ーーそうだったんですね！ありがとうございます。そのワクワクは応募から2次フォームの審査に合格するところまでずっと続いていましたか？？
はるか 落ちるかもしれないな。と思うこともあったんですけど、応募したことに後悔はないし、フォームを書くにあたって自分の考えとか思いを文字に起こすことで整理できたので、それはすごくいいことだったなあと思って。楽しかったですね。
ーー考える過程も楽しんでくれていたんですね。
ちなみに落ちるもしれないって感じた理由を教えてもらえますか？
はるか 素敵な夢を持った方がいっぱい応募されていたので、「みんなの夢への思いの方が強いかもしれないな～」とか、そういうことは考えてしまっていましたね。
ーーそうだったんですね。では、2次審査に合格して、最終面談への参加が決まったときはどんな気持ちでしたか？
はるか 「わあ！」って嬉しかったですね。授業が始まる前にメールをみたので、授業をめちゃくちゃルンルンで受けられました(笑)
ーーそうだったんですね…！(笑)最終面談に参加してみて、どんなことを感じられましたか？
はるか すごい緊張しました。想像していた最終面談が「面談」って感じのちょっと空気の重いものだったんですけど、実際はそうじゃなくて、皆さんとても温かく迎えてくださって、すごくリラックスして参加できましたね。
ーー 自分と向き合うようなワークショップを受けられたと思うんですけど、受けるなかで感じることはありましたか？？
はるか かえさんと一緒にワークショップを受けて、自分にはない考えや発想を知って、すごい刺激になりましたし、お互いの考えを組み合わせて、新しい表現として生み出すときに新たな可能性を感じたりだとか、よりストーリー性があるものとか、深みが生まれたなと感じていたので、1人だけの意見とか考えでは見つけられなかったものが生まれるのがすごくいいなと思いました。
ーー話し合うから導き出せる答えもありますよね。最終面談を終えて、結果を待っている10日間はどんな想いで待たれていましたか？
はるか 結果はもちろん気になりましたけど。最終面談での自分の姿に後悔とかは全くなかったので、合格していても、していなくても悔いはないなって思っていました。
ーー後悔はなかったんですね！すごく素敵だと思います。ちなみに、先ほどかえさんと受けたワークについてお話いただいたと思うんですけど、帰りに二人で話されたりしましたか？？
はるか はい！駅まで一緒に歩いて、短い時間だったんですけど、お互いの夢の話とか生活の話をして、全く違う状況で、年齢も違った人とお話をする機会がこれまでなかったので、新しい出会いですごく大切にしたいなと思いましたね。
「一緒に受かってたらいいですよね！！」「また会いたいですよね！」「絶対に会えますよ！」って話したのが印象的で、私が受かるなら、かえさんも絶対受かって欲しいと思ってました。
ーーそうだったんですね。素敵な話をお聞かせいただきありがとうございます。では合格の通知が届いたときはどんな気持ちになられましたか？？
はるか 合格のメールに気づいたのはシャワーを浴びているときで、ふと思い出したんです。「そろそろ届くころかな？」って気になって、その場でメールチェックしたんですよね。すると、結果が届いてまして。
シャワー浴びてたんですけど、髪を洗うところではなくなって。もう「え～！わ～！！」ってひとりでお風呂で叫んで。すぐにバースデーランウェイへの応募を応援してくれていた人に話したくなったんですけど、「あ、伝えちゃだめだ！」「でも伝えたい。どうしよう」って行き場のない感情を抱えていました(笑)
ーーそうだったんですね…！情報解禁日まで結構時間がありますもんね(笑)バースデーランウェイへの参加が決まってちょうど1ヶ月ぐらい経つと思うんですが、何か心境に変化などはありましたか？
はるか 毎日楽しくなりましたね。1年間の予定があるじゃないすか？それを見て、自分のスケジュールに書き込んだんですけど、色分けしてるんですよね。
バースデーランウェイの色がスケジュールに入るのがすごく楽しくて。やっぱりコロナの時代で確定した未来が訪れにくくなっているので、1年間の未来の予定が決まっていくこの瞬間に楽しさを感じています。あとは、2月の顔合わせがすっごく楽しみで。「楽しみだな」「早く来ないかな」って独り言を言っちゃうぐらい楽しみにしています(笑)
ーーそんなに楽しみにしていただいているのはうれしいですね。ありがとうございます。では、バースデーランウェイに表現者として参加が決まったと思うんですけど、どんな1年を過ごしたいですか？？
はるか お芝居をすることだけにとらわれず、いろいろなことに挑戦しながら生きていきたいので、そのために、より魅力的な人間になりたいなと思っていて。そうなるために、しっかりと自分に向き合う1年にしたいです。
ーー最後にこの記事を読んでいる方に向けてメッセージをお願いします！
はるか 1年間を通して、少しづつ魅力的な女性になっていきますので、応援よろしくお願いします。
ーーありがとうございます。1年間一緒にランウェイショーを作っていきましょう！
（取材・文／響あづ妙）
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