【日本一周】16県目/大阪府
兵庫・京都の水族館を巡ったので、大阪でも水族館でしょう、と思い、海遊館へ行くことにした。これで京阪神の有名どころの水族館をおさえた私であった。
たこ八
まずは腹ごしらえ。
大阪でたこ焼き屋さんは星の数ほどあるが、私が好きなのは「たこ八」のたこ焼き。友人が梅田地下街にある店舗に連れて行ってくれてからお気に入りになった。
他のお店との違いは、ソースも何もかかってない状態で出てくることと、おだしがついてくること。
机の上にはソースやしょうが醤油などが並んでいて、だしも含めて自分で好きなようにして食べることができるスタイルなのだ。
私の好きな食べ方は、たこ焼きに穴を開けて、そこへだしを注いで七味を振りかけるスタイル。だしをつけるだけじゃあんまり中まで味が染みないので、中へ入れてしまおうという作戦。
非常においしい。そしてカスタマイズが楽しい。
海遊館
1990年に開館した水族館。まだ私が幼い頃、親に連れてきてもらった記憶があるが、当時はオープンしたての水族館だったのだろうな。
館内中央に巨大水槽が設置されているのが特徴。
その水槽の周りはゆるい下り坂になっていて、来館者たちはその坂を降りながら両壁の展示を楽しむ、という構造になっている。
巨大水槽の中ではジンベエザメが悠々と泳いでいた。
海面近くにいることが多い印象。
2匹仲良く並んでいるのはトラフザメ。
こちらのサメは水槽の一番下によくいて、あまり動かずじっとしている。にっこりしているように見える顔がかわいい。
タカアシガニを見るのがけっこう好き。特に腕が長くなりすぎた個体を見つけるのが楽しい。手前の子と奥の子では4倍くらい長さが違う。
ただ、腕が長すぎて口まで届くんだろうか、ご飯はちゃんと食べられてるんだろうかといつも心配になる。
余計なお世話か。
海遊館はクラゲの展示も力を入れている。
ハナガサクラゲの鮮やかな色はいつ見てもハッとする。触手の先が蛍光イエローとピンク。
青いブルージェリーフィッシュ。
体内で共生している褐虫藻の種類によって、白かったり茶色かったり、青いのでも濃い薄いがある。
この他にもサカサクラゲやウリクラゲ、スナイロクラゲなどが展示されていた。みんなかわいい。クラゲコーナーにずっといられる。
展示がリニューアルされて、ワモンアザラシのエリアが新しくなっていた。室内は氷の浮いた海中をイメージしたもの。中央の半球になった窓へワモンアザラシがのぞきに来る、というユニークな展示だった。
下からアザラシを見上げるのって斬新。
顔が歪んで見えるけど、かわいさは伝わってくる。
上部にあるエリアでは、アザラシを近くで見ることができる。
飼育員のお兄さんと手を繋いでるのもかわいい。ちょっと振り返ってこっちを見ているのもかわいい。きっとこのアザラシは自分のかわいさをわかってるな。
アートな梅田
再び梅田へ。
梅田でも人それぞれ、よく行く場所や得意な道が違うと思う。私がよく行くのは茶屋町のあたり。阪急梅田駅の東側。
NU茶屋町の外壁がアート作品になったり、なかなか面白さがある場所である。
この日は友人と晩ごはんへ。
サラダを頼むと、謎に反り立つ3本の細長いパイが乗っていた。茶屋町はエリア全体がちょっとアーティスティックなんだろうか。
帰りにJR大阪駅の時空の広場にあるトリックアートを見に行ってきた。
コウノトリのクチバシをつかもうとしている私。床に貼ってあったので、今はもう違うものになってるかもしれない。
こういった何気ない写真もすべていい思い出である。
(2013年5月20日)
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