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【日本一周】14県目/京都府

京都は何度も訪れているのだけど、この機会に行ったことのない所へ行ってみようと思い、京都水族館と伏見稲荷大社へ向かうことにした。私にとって京都はお墓参りに行く土地なので、観光らしい観光はあまりしたことがなかった。とても楽しみである。

京都水族館

京都水族館は2012年3月に開館したので、私が行った当時はオープンして1年ちょっと経ったくらいの時期だった。新しい水族館らしさのある、明るい館内と美しいディスプレイに目がキラキラした。

しかし、オオサンショウウオがたくさんいると聞いたのだけれど、想像とは違った。

水槽の端に集まるオオサンショウウオたち。

さすがにこんなに大量にいるとびっくりする。
色味的に、最初は水槽に設置してある岩かと思ったほとだ。
じっと彼らを眺めていると、一番下の子は大丈夫だろうかと不安になってくる。夜行性だから日中の水槽は明るすぎるのかもしれない。オオサンショウウオたち、ごめんよ。

そんな心配をよそに、幼体はチョロチョロと小さい水槽の中を泳ぎ回っていた。こちらはウーパールーパーみたいでかわいい。

これ以外にもアザラシや黄金ナマズを見たりしたのだけど、オオサンショウウオの印象が強すぎて、他の記憶はうっすら。きっと数年経ったらオオサンショウウオの展示が改善しているかもしれないし、また改めて行こうと思った。

茶寮 都路里

水族館を後にして、京都伊勢丹にある都路里というカフェへ。
宇治茶の辻利と同じ読み方の「つじり」なのだけど、お茶屋さんではなく喫茶店扱いなので違う漢字を使ってるそうだ。

さっそく「都路里パフェ」を注文。
和食材が入ってるだけでカロリー低めな気がするので、罪悪感も少なくて嬉しい。もちろんペロリといただいた。

コースターも金で箔押ししてあった。
さすが都路里。高級感ある。

カフェの窓からも京都タワーが見えるのだけれど、せっかくなので正面から撮ってみた。気持ちいいくらいの晴天。清々しい。

伏見稲荷大社

次は伏見稲荷大社へ。
最寄りのJR稲荷駅に着くと、改札口を出てすぐ目の前が伏見稲荷だった。すごいアクセスの良さ。

神社の境内を進むにつれ森の中へ入っていく。向かう先は念願の千本鳥居。

木漏れ日が柔らかくて気持ちいい。

最初はわーすごい、写真で見た場所だ、と楽しんでいたのだが、私は千本鳥居を甘く見ていた。
この鳥居は伏見稲荷の背後にそびえる伏見山という山の上まで続いていることをこの時の私は知らなかった。

スニーカーで来ればよかったものの、多少ヒールのある靴で来てしまった私。徐々に登りの階段が多くなってきて、さすがにヒールのある靴では歩きにくくなってきた。
残念ながら、この先は登山だな、というところで引き返したのであった。
予習不足。無念。

後半は狐像の観察をしていた。
よく見てみると稲を咥えているキツネが多い。火焔宝珠と呼ばれる燃えた玉がしっぽについていたりもする。

四角い渦巻き型の鍵を持っている子もいた。
写真では見づらいけれど、昔の鍵ってこんなグルっとした形だったんだろうか。調べてみたら、家紋にもこの鍵の形があるらしい。

巻物を咥えている子も。こちらは石造り。

境内にはいろんなタイプの狐像がいて、それぞれちょっとずつ違うのがおもしろかった。

最後に立派な本殿。
次は山登りスタイルで来ることを誓った。

(2013年5月17日)

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