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横浜マラソン2022

横浜マラソン、走ってきました。

結果は2時間56分6秒。サブスリーはこれで5回連続で達成できたことになります。

今回はケガと相談しながらのレースでした。

レース前のコンディション

9月末のトラックレース以降、右のアキレス腱付近に痛みと違和感が出ました。

このnoteでもふくらはぎの筋肉痛が取れなかったと書きましたが、そこから影響したのだと思われます。僕にとっては初めて傷めた箇所です。

ただ走れないほどではなく、ジョグはできていて、痛みもかかとに行ったりアキレス腱に戻ってきたりと、モヤモヤしている状況が続いていました。

レース3週前にやる30km走も、25kmで止めて様子を見ることにしましたが、今思い返すと、その時は横浜は正直ピンチかなと思っていて、気力が落ちていたのだと思います。

そこからピーキング、疲労を抜いていってどこまでコンディションが戻るか、賭けみたいな気分でした。

2週前に東京レガシーハーフに出場

ちょうど横浜マラソンの2週間前にあった「東京レガシーハーフマラソン」に出場。

フル2週前にハーフを走るのは何度もやっている流れで、今回も調整レースとしてエントリーしていました。

結果は1時間22分33秒。(3:54/km)

アキレス腱を気にしている影響か、右足首周りの固さは感じるものの、ヴェイパーを履いてキロ4を切るペースでも走れて、レース後にも反動は少なめ(でも無くなるわけではない)だったので、横浜はなんとか走れそうだなという手応えはありました。

ここで気分的にV字回復したのが大きかったです。やはりマラソンはメンタルが大事。

ちなみにハーフマラソンに出たのが久しぶり過ぎて、ベストタイム更新のおまけつきでした。

レース回顧

迎えた横浜マラソン当日。

プランとしては、4分5〜10秒で30kmまでは走って、残りは気持ちよく走ってくる。2時間55分くらいで走れたらOKというイメージでスタート。

今回もAブロックスタートだったので、ほぼ渋滞はなく走り出せました。

5km通過 20分27秒
10km通過 40分45秒 (ラップ20分18秒)

横浜マラソンは第1回に参加して以来で、コースはうろ覚えでした。

みなとみらいから北上して折り返し、4kmくらいでスタート近くに戻ってくると、まだスタートが続いているアナウンスが聞こえました。「最後のブロックがスタートするまで45分かかります」とMCが言ってたけど果たしてどうだったんだろう。

5km過ぎて元町・中華街のあたりが横浜らしい雰囲気で、景観という意味では多分ここが横浜マラソンのハイライトではないかと。

この辺りで10人くらいの集団ができていたので一旦付いてみました。

15km通過 1時間1分10秒 (ラップ20分25秒)
20km通過 1時間21分46秒 (ラップ20分36秒)

中間点通過 1時間26分38秒

10kmから20kmはひたすら高速道路の下を走ります。向かい風が結構吹いていたのもあって、集団の力を活かせるようにと付いていると、たまに3分台のラップになったりして、もしかしてキロ4の集団なのか?という気がして若干焦りました。

ペースを落として離れようかとも思ったのですが、向かい風の中で単独走になる方がキツそうだったので、20kmまでは付いていきました。ラップ的には僕のプラン通りだったので、結果的には好判断だったようです。

25km通過 1時間42分33秒 (ラップ20分47秒)
30km通過 2時間3分36秒 (ラップ21分03秒)


ここから横浜マラソンの名物、高速道路に入ります。

高速入口の坂はもちろんですが、バンクと言われる左右の傾きがついた路面が本当に走りにくい。加えて地味にアップダウンが多いので、どう走ってもどこかが斜めになるかんじです。

景観も変わらないし、付いていた集団からも離れて単独走にもなっていて、風もまた向かい風になるなど、条件的にはかなりキツイ区間でした。

それが15kmも続くので、もはや北海道マラソンの新川通りの進化版だなと思って走りました。ずっと「タイラナトコロヲハシリタイ」と願い続ける15km。

唯一救われたのが、給水のたびに大声援で応援をしてくれるボランティアさんたちでした。第1回の時も同じように感じたので、横浜マラソンのボランティアはもっと賞賛されていいと思います。

35km通過 2時間24分58秒 (ラップ21分22秒)
40km通過 2時間46分54秒 (ラップ21分56秒)

30km通過を設定タイム通りで来たので、あとはアキレス腱と相談になりました。まだ大丈夫そうなので、気持ちよくサブスリーペース(4分15秒/km)で行けるところまで行こうと決めたものの、そのペースがまあまあのキツさw。

36kmでやっと高速を降ります。道路が平坦なだけでもう気持ちがだいぶ楽。

再び通る元町・中華街の応援も多くて、元気に走りたいところでしたが、ここで恒例の足を攣るサインが出始めました。

道マラの時よりは遅かったけど、攣りそうになるのでペースが上がらず。

Finish  2時間56分08秒

赤レンガ倉庫を攣りかけながら走り抜けて、ラストの女神橋が小さいながらもラスボスでした。

あわよくば55分台、と思って(8秒届かず)臨港パークのゴール前はスパートもして、ゴール。

いつもの格好で走りました。シューズはナイキVFN%2。

まとめ


設定通りに走れたという意味では、今回もうまく走れたレースと言っていいと思います。

なかなか2時間50分が切れないですが、歯がゆい反面、練習内容をレベルアップできてないので当然かな、という気もしてきました。

足攣りの対策はなにか講じないといけないし、ずっと課題の体幹トレーニングや、ロング走での足作りの不足も痛感しています。

まずはアキレス腱を治すところからですが。

次のフルマラソンは3月の東京マラソン。あと4ヶ月でどこまで伸ばせるか、一つ一つ積み重ねていきます。

帰路のみなとみらい駅にて


横浜マラソンは都市型のレースとしては、ほぼ完成されているように感じました。

駅からすぐの会場で、荷物預けからスタートまでの導線もストレスなく、トイレもそれほど並ばずに済み、参加費も相変わらず最高レベル。走り終えた後のアフターも、横浜駅まで含めれば無数にありそうです。(僕はまっすぐ帰りましたw)

ただこのコースだとタイムを狙うには厳しい。「超キツイ高速道路に挑め」くらいの名物にして、その方向の付加価値を狙った方がいいような気もしています。

来年は同日開催の水戸か金沢を走るつもりですが、今後も横浜らしい大会を続けていってほしいと思います。

これも横浜らしい光景

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