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暖かい、カシミヤ100%のセーターで冬を乗り切る

生粋の寒がりに加え、エアコンや暖房の類が苦手なので、毎年冬が訪れるたびに、冬眠がしたい、冬眠がしたい、と念仏のように唱えています。

なぜ人間には冬眠という性質が備わらなかったのでしょうか。ただ、冬眠してしまったら、雪景色などの冬の美しさや冬に付随する文化が育たなかったことを考えると、冬もそんなに悪くない、と思ったりもします。

さて、そんな冬の苦手な僕でしたが、2年前に買ったカシミヤ100%のセーターの暖かさを知って以来、ほんの少し冬も耐えられるようになりました。

ある季節が苦手な場合、その季節に大好きな服を買うと、ちょっとだけ好きになれます。

ニットというと、色々な毛の種類があって、正直どれが一番いいのかさっぱりですし、ニットのような雰囲気の綿100%のトップスは、果たしてニットに含まれるのか、もはや「ニット」とは、という概念さえもよく分からなくなってきます。

ニットのセーター、ニットのマフラーというから、ニット、というのは、きっと、ああいう素材や形態を意味するのだろう、と自分なりに納得させています。

試しに、「ニット」の意味を調べてみると、「編みもの。また、編みもののような織り方にした織物」とあり、ざっくりと、ああいうもの、という理解で合っているのでしょう。

そんなニットのなかでも、とりわけ暖かいと有名なのが、「カシミヤ」です。カシミヤとカシミア、どっちが正しい表記か、という声もありますが、別に違いはありません。一応、公式(?)の表記は、「カシミヤ」のようです。

カシミヤは、カシミヤヤギの毛が原料となっています。産毛量が少ないことから、「繊維の宝石」と呼ばれるほど高級な素材で、カシミヤの毛を、他の素材に混ぜ合わせて使っていることもあります。

確かに、カシミヤ100%のニットは値段的に高いのですが、色々とニットを探しながら思ったことは、冬服に出し惜しみをしない、ということが大事なのではないかということです。

結局、良質なものを買って長く使う、というほうが、長期的に見たら、コスパ的にも身体的にも精神衛生上でもいい。毎年5000円のニットを買って、3年で3着になるなら、むしろ、これは最低でも3年は使う、という15000円の1着を買ったほうがいいのではないか、と思います。

僕も、2年前に買ったカシミヤのニットは、15000円ほどで、ちょっと高いな、と思いつつ、最低でも3年は使うと思ったら、3で割れる、と考え、購入することにし、人生で初めて、カシミヤ100%のセーターを買いました。

同じカシミヤと言っても、きっと品質もピンキリなのでしょうが、正直、こんなに暖かいんだ、と驚きました。

僕が買ったニットのセーターは、BEAUTY&YOUTH(ユナイテッドアローズ)のもので、色は黒でした。使っていると、多少毛玉が気になる、というデメリットはあるものの、デメリットを凌ぐ温もりと着心地のよさで、重さもないですし、買ってよかった、と素直に思えるおすすめの服です。

カシミヤのセーターは、彼氏や彼女へのプレゼントにもぴったりのアイテムだと思います。この冬も、すでに大変お世話になっています。


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夏も冬も、基本的にエアコンや暖房なしで乗り切る生活を送っている男。エアコンや暖房なし生活を送る上で、おすすめのアイテムや部屋着、その他、趣味に関する本などをROOMで紹介しています。

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