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双極性障害発症から寛解に至るまで〜rTMS治療その5〜「浮遊感」

こんにちは!
双極人のみっちーです。

今日はrTMS治療でうつ症状が無くなってから最初の1ヶ月間に感じていた「浮遊感」について書きたいと思います。

【↓前回までの記事はこちら↓】
rTMS治療その1〜「私がrTMS治療に辿り着いたわけ」
rTMS治療その2〜「治療開始してから起きた変化」
rTMS治療その3〜「鬱抜けした日のこと」
rTMS治療その4〜「寛解してから1ヶ月のこと」

rTMS治療を開始して4回目の施術後に、うそのようにすっかり鬱抜けし、無くなっていた味覚が戻り、翌日には止まっていた生理が再開したことをとても嬉しく思っていました。

うつ症状消失後も主治医と相談し、rTMS治療をまずは15回まで続けてみようということになり治療継続しました。15回終了後にうつの重症度を診断する指標となるアセスメントテストを受け、鬱度無し=寛解の診断をいただき、rTMS治療は15回で終了となりました。

うつ消失の4回目以降、15回目までの治療中もその後も、不安感やうつっぽい症状は今現在に至るまでありません。

味覚も正常状態キープ、生理は至って順調。うつ寛解後は便通も驚くほどに良くなり、rTMS治療で自律神経系が整ってきているなと実感しています。

唯一、うつの時からの症状で残ってしまっているのが「睡眠障害」で、現在も睡眠薬を服用しています。が、鬱期には睡眠薬を複数×量も飲んでいても寝付けない&中と覚醒が多かったのに比べ、うつ寛解後は睡眠薬を飲めばぐっすり眠れるようになったので、改善されてきていると思います。

もう一つrTMS治療後に感じた変化が、「浮遊感」です。

寛解してから、起きている間に、突然0.5秒くらいの一瞬の「浮遊感」を感じるようになりました。

この「浮遊感」を言葉で表現するのが難しいのですが、乗っているジェットコースターが急角度の坂を降っていく時に感じる、内臓がふわっと浮くような感じ、アレと良く似ています。

「ふわっ!」という感じ。胃をキュッと握られたような「ゔっっ!!」という感じ。決して気持ちの良い感覚ではありません。

その奇妙な浮遊感を、1日に何度も感じるのです。(ジェットコースターには乗っていません笑)

起きている間に何度も感じます。座っていても歩いていても車を運転していても、何をしている時にも感じました。「何をすると浮遊感が起こるのか」の法則を見つけようと自分なりに懸命に観察をしましたが、その浮遊感が起きるタイミングに法則を見つけられませんでした。寝ている間以外は、1日に何度もやってきました。多いときは1日に100回以上感じました。少ない日でも30〜40回はありました。かなり頻繁に起こっていました。

鬱期に、大きな音や急に後ろから声をかけられた時に過剰気味にびっくりしてしまう時があって、その時にも似たような「浮遊感」を感じたことがあります。

しかしこのrTMS後に頻繁にやってくる浮遊感は、特に驚くようなシチュエーションや刺激が全くない時に何度もやってくるのです。普通の速さで平な安全な道を歩いている時に5分に1回くらいの頻度でやってくる時もありました。鼻歌を歌いながら料理をしている時にもやってきました。座って本を読んでいる時にもやってきました。

rTMS治療後に起きていたので、治療によって私の脳内で起きている変化の一つなんだと思っていました。

何度もやってくるものの0.5秒くらいのほんの一瞬です。その浮遊感が起こったとしても何ら生活や身体やメンタルに影響がなかったので、そんなに心配もせずに経過観察していたら寛解後1ヶ月くらい経ってから自然に治っていき、今では全く起こらなくなりました。

特に生活にも体調にも支障が出ていなかったので、主治医に相談しても「へぇ〜。聞いたことがない症状ですね。で?」という回答が返ってくるだけだろうなと思えてしまい、、結局主治医に言わないままになっています。

今更ですが、「あの浮遊感、何だったんだろうな」という気持ちです。笑

同じような症状が出たという記事や体験記を見つけたことがありません。もしこの私の記事を読んだ方の中に同じ症状を経験されたことがある方がいたら、是非コメントください!それ以外のコメントも大歓迎です!

今日も最後までお付き合いくださりありがとうございました😊

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