【自分のトリセツつくり】精神障害者だってはたらきたいよ。

障害者雇用になって約1年かけて気付き始めたこと

人生で初めて障害者雇用で働きだして約1年。
研修期間は特に感じなかったことが、本配属後に様々な問題が浮き彫りになってきました。
毎週毎週トラブル発生で疲弊してそろそろダウンしそうだと気付いた時に
やっと「きちんと自分の障害を知ってもらわないとまたメルトダウンしてしまう。何とかして回避しなければいけない。」と焦りだしました。

障害者として働いているのに、配慮して欲しい事が伝えられていないことは普通にクローズドで働くのと何ら変わりがなく、ダメージ大で致命的です。

会社にいる障害者の割合によって理解度が変わる?

わたしが働いている会社は、身体障害者の方がほとんどで、目に見えて困る事、できない事が比較的わかりやすい方が多く、詳しく伝えなくても配慮してもらいやすい環境ではあると思います。

例えば、右手が動かしにくくマウス操作が遅い場合、作業に時間がかかるのは、見ただけで理解してもらいやすいでしょう。
それが、リモートワーク環境でそんな体の状況が伝えられていなかった場合、こちらから伝えない限り、作業に時間がかかりすぎると注意されるかもしれません。

精神障害は目に見えてわからないことがほとんど。上に書いたようにこちらから伝えないと、理解まったくしてもらえません。
わたしの場合、話している時に多少手遊びがあり落ち着きがないと思われることもあるかもしれませんが、その程度です。仕事には支障はありません。
その他、見た目に障害がわかるところはないので、過去にいろいろと大変な思いをしてきました。
まず、自分自身でさえ障害があるとは思っていなかったので、わたしがわたしを理解していませんでした。
このことについては、また別の機会にお話ししようと思います。

身体障害者の方に対しての配慮の仕方や、様々なノウハウはあっても、精神障害に対してのノウハウはもしかしたら少ないのかもと最近になって気付きました。
最初、履歴書に記入した配慮して欲しいことだけで伝わらないことだらけです。きっと理解度は10%もないのではないでしょうか。
なんなら、精神障害への偏見がある人だったらマイナスの理解度です。

精神障害者への偏見大あり

働いていくうちに、わたしへの様々な偏見や誤解に悩まされました。
とにかく、ひどい言葉、ひどい態度のオンパレードでした。よくわたし、あの状況を耐えれたなと思います。めちゃくちゃ褒めたいです!
そして、「大勢の人のこころに、間違った情報が浸透しているんだな。」と悲しさでいっぱいになりました。
この偏見に対してひとりで問題を解決するには、大変すぎることです。特に今までは逃げて解決?してきたわたしにとって、きちんと正面からぶつかって問題解決をするということがどういうことなのかわかりません。

でも、きちんと障害を説明をすることから始めれば、それがどんどん理解が広まりわたしを理解してもらうという小さなことから、精神障害の人を理解していく姿勢に繋がるのではないかと思っています。

自分のトリセツを少しずつつくり上げていく

なんとかして精神障害を理解してもらう糸口を見つけなければという思いから、まず自分のトリセツを作ることに決めました。

とはいえ、ADHDあるあるの先延ばし癖でなかなか進みません。
さらに、完璧にやりたい。うまくまとめられない。という気持ちも合わさってなおさらです。

前途多難なトリセツつくりですが、これから少しずつ作成できたらなと思います。
次回から具体的にどのようにつくっていくのか実例を交えてお伝えしていきます。

もしいつまでたっても更新されてなかったら、まだですかー?なんてつついてもらえるとうれしいです♡


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