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🌱言葉は救う👨‍⚕️整骨院にて

🌱股関節の歪みを周りの筋肉がカバーしようとして起きる、神経症状です。

🌱(治りますか?)治ります。よく起きる症状です。しばらく通ってください。

もう、この言葉だけで充分なのである。

問診の後、横になって施術。膝、股関節を曲げたり伸ばしたり捻ったり。踝を引っ張る。大腿部の筋肉をほぐす。左足と比べて不具合箇所を確認。

🌱(整形外科で処方された鎮痛剤について)かなり強い薬なので、どうしても我慢できない痛みが出た時の安心のために、持っているといいでしょう。毎日飲む必要はありません。

🌱痛みは体のサインですから、抑え込んでしまっては状態を知ることが出来なくなります。

整形外科の3度目の通院では、窓口で薬の処方箋を渡されただけで、診察さえなかった。症状を改善する治療、指導は一切せず、ただ鎮痛剤のみを出す…といういい加減さだった。

🌱家で、腹筋運動を一日5回。

🌱足の筋肉を鍛える運動を一日3セット×5回。

🌱右足を庇い過ぎて、不自然にならないよう、出来るだけ普通に歩いてください。歩きぐせが付くと、なかなか治りません。

通院を重ねるにつれて、施術はハードになってきたが、左足の半分位だった右足付け根の可動域が、少し広がるのが実感される。

施術後、椅子に腰掛けて家で出来る運動のやり方の指示。起き上がって立つ。痛み無し。廊下を歩く。右足もしっかり前に出ている。いい感じ。

🌱(一度カクンがあったが)今、体が大きく崩れなかったですね。

🌱(何度か歩くのを眺めた後)少なくとも、これくらいは歩けるようになるでしょう。

十分です。

患者の気分を前向きにする声掛けが上手。

まだ家や外で、整骨院での施術直後のようにスタスタ歩けるわけではない。杖なしでは不安で外出できない。時間はかかるだろう。それでも…

症状の原因と、治療の方針、治癒の見通しを聞けたことで、不安は消えた。鎮痛剤を飲むのをやめても、耐えられない痛みではない。


患者を救うのは、言葉なのである。

      






















      






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