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〝怒り″は相手ではなくその人の中にある

〝怒りの核には人生を豊かにするための手がかりが必ずある”



怒りは感情的に表面的に行動してしまうことが多々あるし、そういうものだと思ってきました


なんか嫌だなと思うと自分を抑えつければ解決できると思い込み、対処していたこともありました


イライラするのは相手の言動が原因であり、自分に原因はないとまで思ったりすることもありました。


でも
NVC(Nonviolent Communication)、直訳で非暴力的コミュニケーション、意訳すると、人と人との関係にいのちを吹き込む法、では全く違う視点、捉え方をします


自分が、相手が、何を必要としているのかに注意を向けることが大事!としています


怒りの核には、必要としているがいまだ満たされていないことがある


相手に対して、相手の行動が原因で怒っていると思いがちだけど、怒っている本人の中に根本的な原因があるのです。


相手が自分に対して怒っているのも、自分ではなくて、相手の中にある満たされない思い、考え方によるのです


この怒っている時こそ、自分や相手が本当に、一番大切にしているニーズが見えやすい時なので、自分のニーズや相手のニーズが分かる〝チャンス”なのだそうです


満たされない思いや考え方に気がついてあげて、満たしてあげれば、人生が幸せ一杯になる❗️というわけです


怒ることで、その幸せポイントに気がつける、人生が豊かになるための手がかりが隠されているのです


怒りと食は関係が深い


日々色んな出来事にであってイライラしたり怒りの感情が湧くことがありますよね

この感情は自分のニーズと深い関係があります。このニーズには、自分自身の中にあるルールや拘りや価値観も含まれていると思います。こうするのが健康のために良い。我が家のルールはこれ。これが常識でしょ、当たり前でしょといったこと自分の中にありませんか?守らない人は悪人とまでいう方もいらっしゃったりします。これが正しいとなったら、守らない人への攻撃をし、怒りをぶつけることも善意だと思ってやってしまう方もいます。

自身のルールや拘りや価値観と違うこと、その中で大事にしていることが汚されたり、違うと感じた時にこの様な怒りの感情が湧いてくるのです。


でもこのルールや拘りや価値観の枠を広げたり、緩めたり、そこの違いを許容できるようになるには、ご自身の栄養状態が十分に満たされていることがとても大切になってくるのです。


栄養状態が良い、栄養が十分に満たされていると、幸せホルモンといわれているセロトニンが自然と出てきます。そうなると、自分の作っている枠を広げようとしたり、緩めようとしたり、違いが許容できるようになったりしてきます。一方で、低栄養が原因で不調を抱えているとセロトニンは分泌がされにくくなります。低栄養だとこのホルモンを作る量も減ってしまいます。


更に良くないことは、低栄養の状態だと、低血糖状態になり、体を正常に保つために、脳機能を維持するために血糖値を安定に保とうとします。血糖値を正常の範囲内にキープしようとするためのホルモンが分泌されます。ですがこのホルモンは、逆に闘争心がある時や不安や焦燥感を感じる時に分泌されるホルモンでもあるために、イライラしたり、不安や恐怖の感情を抱きやすくなります。実際にこの低栄養状態の時に夫婦喧嘩が多発するという報告もあるくらいです(2014年 オランダ 107組の夫婦を調査したところ、低血糖になると夫婦喧嘩などの攻撃的な衝動を引き起こす)。


私たちの感情や考え方は、食により凄く影響を受けてしまっているのです。


毎日何気なく食べている食ですが、心とからだの健康維持のため、更には良いコミュニケーションが取れるようになるためにもすごく大事な習慣なのです。


毎日3食食べて、お風呂に入って、夜寝てという当たり前の様なこと、でもこの習慣が本当に色んな大切な意味合いを持っていることを、食に関して学び続けてきて改めてすごく大切であることを感じています。


皆様が精神的にも肉体的にも健康であることのための食、今もう一度見直してみませんか。

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