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小説家の仕事とは?

……というようなことをテーマにしたイベントをやります。
明日、21日(土)@梅田ラテラルです。

【小説家のお仕事〜「まで」と「から」〜】

OPEN / 13:00START / 14:00

観覧:前売 ¥2,500/当日¥3,000
配信:¥2,500
※入場順はLivePocket整理番号順→当日の順となります
※要1オーダー¥500以上
※購入受付期間は6/4(土)まで。アーカイブは6/4(土)23:59まで視聴可能。
※画質の調整が出来ますので、ご自宅の通信環境に合わせてお楽しみください。
※配信内容の録画やスクリーンショット、再配信などの行為は禁止となっております。

【出演】

登壇者
今村昌弘
大滝瓶太
滝口悠生  ※リモート出演
司会
あずき坊主(吉本興業・ピン芸人)

このイベントですが、今年の1月くらいに梅田ラテラルのスタッフさんにオファーを頂いて企画させてもらいました。
そのきっかけがnoteのこの記事だったようです。

これはぼくが小説を書き始めた23歳〜商業デビューが決まる32歳までのエッセイです。
ぼくは小説投稿サイトで知り合ったアマチュアの書き手(なかには後にデビューされた方が何名かいます)に影響を受け、そのひとたちがいたからこそ幸か不幸か(!?)小説を書き続けてきたと思っています。

内容とか

詳しくは上のエッセイに譲るとして、最近思うことといえば、「プロ」として作家の仕事を続けるなら、物書きの「プロフェッショナル」は重要なのは言わずもがな、一方で「アマチュアリズム」も大事だということ。そしてこの「プロフェッショナル」と「アマチュアリズム」は相反することなく共存可能なのでは……とわりと真剣に考えています。

というわけで、その両方について分野の異なる同業の方とお話しできる場を設けてみたいと考えました。
当日どんな話が出るかは謎ですが(!?)、前半で「アマチュアリズム」、後半で「プロフェッショナル」がテーマになると思われます。

少し登壇者の紹介を。

滝口悠生さんは2011年に『楽器』で新潮新人賞を受賞してデビュー、2016年には『死んでいない者』で芥川賞を受賞され、現在も純文学の第一線で活躍されている作家です。
ぼく自身、じぶんのデビュー前から滝口さんの作品から影響をめちゃくちゃ受けていて、去年には2回ほどオンライン対談的なことをさせていただきました。
事件らしい事件が起こらない作風ながら、ことばの身振りみられる斬新な文学性が特徴です。

今村昌弘さんは2017年に『屍人荘の殺人』で鮎川哲也賞を受賞してデビューされたミステリ作家です。同作はベストセラーとなり数々のミステリランキングで高い評価を受け映画やマンガのメディアミックスもされました。現在までにシリーズは三作が出版されています。
今村さんは虚構性の高い設定のうえで行われる本格ミステリという作風で、いわば滝口悠生さんとは好対照となります(ぼくはそう思っています)。

分野もバックグラウンドも作風もまったくちがう作家同士で「作家の仕事」をテーマに話すと何が起こるのかというのはぼく自身たいへん興味があるところで、みなさんとぜひご一緒できればと嬉しいです。

まだ間に合いますのでぜひご参加ください!

頂いたご支援は、コラムや実作・翻訳の執筆のための書籍費や取材・打ち合わせなどの経費として使わせていただきます。