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法人内部研修が行われました!

1月21日(土)、年に一度のびーのびーの法人全体研修が行われました。
毎回ゲストをお迎えして学びを深めていく研修ですが、今回はCOCOしのはらがチャレンジしたまち普請のコーディネーターとしてもお世話になった株式会社GENプランニング代表取締役の奥村玄さんをお招きして開催しました。

奥村さんは建築を学ばれ、設計事務所で働くも、大企業のビルや官舎という住む人の使い勝手が見えない設計に違和感を覚え、農村部の村づくりをするスタッフとしてこの仕事に携わるようになられたそうです。それを機にずっと都市づくり、まちづくり、地域づくりにご尽力されてきた方です。

今回の研修でも「まちづくりで大切にしてきたこと」をテーマにお話しいただき、子育て支援、地域づくりを実践している私たちにも通じることが多く大変沢山の学びをいただきました。スタッフ全員の感想をお届けしたいところですが代表としてCOCOひよしでまさしく新しいまちづくりをしているスタッフの感想をお届けします。

COCOひよしスタッフの感想

港北区箕輪町にある大規模マンションの敷地内に、地域に開かれた場所として、わたしたちの運営する「子育て支援スペースCOCOひよし」があります。新しく越してきた方やもともと住んでいらした地域の方々、小さなお子さんからご高齢の方まで、色々な方が交差するところです。マンションも私たちも3年目。まさに今、新しい「まちづくり」の真っ最中です。

COCOひよし館内

研修の冒頭で話されていた、まちづくりの根幹は「寄合」と「支えあい」であり、ハード(場所・インフラ)は手段でしかなく、ソフト側(人の力)が大事というお話。そのことを再認識したのと同時に、ハードを持っている私たちが、それをどう生かしていくか。なかなか言語化されない「ソフト力」についてのヒントを、今回の研修でいただくことができました。 

コロナ禍で行なえなかった対面でのやりとりが、少しずつできるようになってきました。メールや画面越しではなく、直接話を聞くことが大事であることは、なんとなく感じながらも、今回お話を伺って、何気ない会話がやはり大切なんだということが、確信に変わりました。また、「話を聞かせていただくこと」は、つながりや信頼を作ることに結び付くことを学びました。 

少し遠回りかもしれない。それでもじっくり話を聞くこと、子どもたち自身にも聞くこと。そのまちづくりに、私たちがどう関わっていくか、何が求められているかを知るには、その土地の「魅力」や「問題点」を肌で感じている当事者に、どんどん話を聞いて、どんどん「発見」をしていく。それが結果的に、長く愛される場所への近道になるものと感じました。 

まちづくりに参画する中で、色々手探りのところもありながらの活動ですが、その中で、今回ご紹介いただいた、奥村さんが宮崎県で取り組まれた活動での波及効果の図に興味を持ちました。どんな場所にしたいのか。そこからどんなことができるのか。その想いを可視化することは重要で、スタッフの情報共有の手段としてとても有効だと感じました。ベクトルの向きが定まることで、それが現場での判断力・リーダーシップの道しるべとなることでしょう。話をする・話を聞くということは、スタッフ間でも非常に大事なことですよね。1+1が3にも4にもなりそうな、ワクワクな図ができそうで楽しみです。 

奥村さん研修資料より

子どもたちがのびのび楽しく過ごせる場所になるよう、仲間と、地域の人たちと作り上げていく。そこに向かって軌道修正しながら走っていくこと。日々「発見」することが増えていくんだもの。そういう進み方でいいんだと、力がもらえたような気がします。

みなさん、COCOひよしにも是非遊びに来てね~!!愉快なスタッフがお待ちしています!(https://bi-no.org/coco-hiyoshi

COCOひよしスタッフ


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