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微熱のエッセイ

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ポエムにまとまりきらない、日々の想いを徒然なるままに書き溜めていきます。
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記事一覧

私の死生観。

現実から逃げるために、自ら命を絶つことを、私は否定的に受けとめたりしない。 実際に、友人…

夫婦になるということ、あり続けること。

みなさま、ご無沙汰しております。微熱です。 2024年の5月で、籍を入れてから1年が経ちました…

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何も“捨てられる“のは「女性」だけでないのですよ。

若かった10代。 一時期、マッチングアプリを使って何人かの人と会って、カフェに行ったり、ご…

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あの子にとっての自分はどんな彼氏だったのだろうか。

元恋人のInstagramが更新されるたびに、少しだけ胸がキュッとなる。 なぜか。 私がお付き合い…

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「オカマにだけはならないでくれ」と言った父

幼い頃、いわゆる「オカマ」と呼ばれるタレントが面白おかしくテレビに出てくるようになった時…

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あの子に子どもができたんだって知ったとき、私はなぜかこう思った。

中学生の頃に好きだった女性がいる。 その人とは「ちょっと話す異性」以上の関係になることも…

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求められることを求める。そんな恋愛って。

私はいわゆる「メンヘラ」と呼ばれるようなタイプの女性と交際する機会が多かった。 彼女たちは、常に私に向けて100%、いやそれ以上の愛を注いでくれて、私という存在を求めてくれた。 そんな彼女から「もっと連絡が欲しい」「もっと会話したい」「もっと手を繋ぎたい」などなどの要求に応えていくうちに、私はいつしか「求められる」ということに慣れてしまった。 「求められる」のが当たり前の感覚になり、そこに自分の存在意義を見出すようになってしまったのだ。 彼女たちに「求められる」ことで

健康で文化的な最低限度の生活について

タイトルにもある通り、私は、私たちは「健康で文化的な最低限の生活」を送れているだろうか。…

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「別れる」ということについての苦い思い出。

高校3年生の時に、ひとつ年上のお姉さんと付き合っていました。 当時、私は第一志望が東大で…

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「別れる」ということについての身勝手な思い。

社会人になりたての頃、お付き合いしていた人がいる。 そんな彼女に、特別大きな不満があった…

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「別れる」ということについて。

去年、いきなり元恋人にXをフォローされ、ダイレクトメッセージが届きました。 お互いに全て…

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怠け者、此処に在り。

この世にはどうしようもなく怠け者がいるものです。 かくいう私もそのうちの一人、いや、代名…

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いつ死ぬかわからないならばいっそ。

人というものは、本当にいつ死ぬかわからないな、と不幸なニュースが流れるたびに思います。 …

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終電まで遊ぶ勇気がなくて。

私は終電に乗ってみたい。 終電を気にかけなければいけないほど、友人との遊びに、会話に没頭したいし、ひとり旅で星空に夢中になっても良い。 とにかく「終電」という選択肢が自分の中に入り込んでくる非日常を体験してみたい。 多くの友人は、大学生時代に経験するようだけれど、私にはその勇気がなかった。 終電に乗って恋人のもとへ向かうとか、終電まで飲み明かすとか、そういったことを経験せずに20代も終わりに向かってしまった。 30代でできないことはないだろうけれど、確実に翌日に響く