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あの子にとっての自分はどんな彼氏だったのだろうか。

元恋人のInstagramが更新されるたびに、少しだけ胸がキュッとなる。
なぜか。

私がお付き合いしていた頃、その元恋人はSNSに私とのデートなどを思わせるような投稿は一切していなかった。

しかし、お別れをしてしばらくして、元恋人は新たな彼氏を作り、いわゆる「匂わせ」のような投稿をするようになった。

あの子は、私との関係を大っぴらにはしなかったのに。
なぜ。

正直、悔しい気持ちになってしまった。
自分の存在は恥ずかしかったのだろうか。
友人に紹介できないような存在だったのだろうか。

別れたあの子は、堂々と彼氏とのデートの写真を載せている。
例えば彼氏の手がチラリと映っているようなものだったり、一緒に旅行に行っている様子だったり。

私との思い出は一切載せてくれていなかったのに。

悲しい気持ちと悔しい気持ちと、まだあの子を想ってしまう気持ちでぐちゃぐちゃになってしまうのだ。

ならばいっそ、SNSのフォローなんてやめてしまえばいいのに、ついつい見てしまう。

「恋」との決別に、どうしても時間がかかる自分に嫌気がさす。
そんなことを思う、休日の夜。

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