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「3人以上の集団で話すのが苦手」これにはちゃんと理由があった。

わたしには何個かコンプレックスがある。その中でも一番わたしがコンプレックスの感じていることは、三人以上になると急にに口数が少なくなってしまうことだ。

このことで日常生活で困ることはあまりない。ただ何人かで集まってるときに自分だけ話している時間が極端に短いと、自分だけその輪の中に入れてない気持ちになる。
話を振られても特別面白い返ができる訳でもない。少ないチャンスをモノにできなくて、また黙ってしまうという悪循環に陥ってしまう。
もちろん聞き役も大事であるというのは理解しているが、自分が話の中心になれる人がとても羨ましく思う。

いつからコンプレックスなのか

小中学生の頃は集団で話せなくなることを特にコンプレックスとは思っていなかった。自分でもいつか話せるようになるだろうと思っていた。

はっきりこれが”自分の弱点だな”とか”コンプレックスだな”と思い始めたのは大学生の就職活動のときからだ
就職活動ではたまにグループディスカッショと呼ばれるものがあったりする。わたしはこれがとても苦手だった。全く喋れない訳ではないが、ほとんど議論に参加できなかった記憶がある。

そして社会人になり、飲み会に参加したときもほとんど相槌を打ったりしているだけだった。
この間数年ぶりに親戚同士で集まる機会があったのだけれども、そこでも口数が極端に少なくなってしまった。早く終わらないかなと思っていた。


なぜ話せなくなるのか(個人的考察)

でも思い起こすといつも話せないわけではない。家族といるときは問題ない。友人といるときは場合による。3人以上でも問題なく会話に入っていける友人もいれば、そうでない友人もいる。”親しさ”というのが関係しているとは思うが、それが全てではない気もする。

個人的に思う原因は、”これを言ったら相手がどう思うかな”とか”変なこと言ってたら嫌だな”と思ってしまって話せなくなってしまうということにあると思う。2人の場合だと相手の表情や反応を見ながら話していけるからまだ話せるけど、3人以上だと一気に気遣いする方向が増えて脳がパンクしてしまう。

あとは単純に人から注目されるのが苦手ということ。自意識過剰だとは思うのだけど、自分が話の中心になって人から視線を浴びると緊張してしまう。


調べてみた。。。初速の遅さが原因!?

今までこのコンプレックスについて調べたことはなかったけれど、他にも同じような悩みを抱えてる人がいるのかどうか調べてみた。すると結構いたし、原因や対策を言ってくれている専門家もいた。

大体の原因は自分が思っていたようなものが多かった。でも意外だったのが初速の遅さが原因になっているというものだった。初速の遅さとは話題が切り替わったタイミングでなかなか会話に入っていけない状態をいう。
例えば好きな動物の話になった時に「好きな動物なんですか」と聞かれたとしよう。そのときパッと答えて会話に入っていけるかどうかというのが初速の速さになる。これが遅いと孤立しやすくなるのだとか。

なるほど。確かに思い返してみれば、わたしが入っていくのが苦手な集団というのは会話がテンポ良く繰り広げられていて、活発な人が多い集団のような気がしてきた。彼らはわたしより初速が速いのだと思う。
逆にわたしでも会話に入っていけるときのメンバーは、大人しい人が比較的多いときだ。全員がそうとは限らないけど、大人しい人は初速が遅いのだろう。


対策できるのか

ここでわたしは初速を早くすることができれば、どんな集団でも会話に入っていけるのではとノーベル賞並の発見をしてしまう。しかし、なんと初速というのは早くするのが難しく、生まれ持ったものが大きいらしい。(絶望)

その上で対策できることとしては、まず話題を準備しておくこと。3つくらい用意しておいて、話題が切り替わる沈黙ができたタイミングでブッ込む。結構ハードル高い気がするけど。
あとは、目標を低めに設定するということ。とりあえず”質問されたら答えられたら良いや”とか”相槌だけでもたくさんしておこう”というくらいの気持ちで気楽に構えておくと精神的にも楽である。


まとめ

ずっとコンプレックスだった3人以上になると急に口数が減ってしまうという現象を改めて調べてみることによって、どういう場面で話せなくなるのか、逆に話せるのはどういうときなのか自分なりに分析することができた。
同じような悩みを抱えている人が意外と多いことも知って、安心したしそんなに気にしなくてもいい気がしてきた。
でも多分(というか絶対)、また会話に入っていけない場面がくるとしんどくなってしまうのだろう。とりあえず程よくニコニコして相槌を打って、たまーに何か言えたらオッケーと思ってやり過ごそうと思う。


今回参考にさせてもらった動画はこちら
同じ悩みを抱えている方いましたら一度ご覧あれ。


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