【アート・イン・ビジネス】見えないものを、見る力
アートをビジネスに取り入れる実践チーム、美術回路です。実践法を体系化した『アート・イン・ビジネス』(有斐閣)という本を出版しました。
昨日は、著者そろっての初の出版記念イベントだったのですが、
ビジネス界、アート界(作家、コレクター)など幅広い方にお越し頂き、会場からの意見・質問から私たちも学ばせてもらいました。
たとえば。
代理店で戦略を担当されている方から頂いた感想は「見えないものを見る力が大切」。「データや数字の解析だけであれば、企業がある程度、自力でできてしまう。代理店が提案するならば、データ以上のことを見せられることが肝要」と、トークを通じて感じられたとのことでした。
また、会場からは「アートに関心を持つ人が少ない企業では、どのようにアート・イン・ビジネスを導入するのか?」という質問も。
私個人の答えは、「草の根的に、一人からでも始めることができる」。『アート・イン・ビジネス』の第4章で取り上げた芸術部や、ART IN THE OFFICEの話でも書きましたが、一人でもアートの活動に手をあげる人がいれば、「実は、私も」とアートと関わりたい人が見える化していく。そして活動を継続することで、創造性ある人の集まる渦が生まれていくのです。
マネックスグループのオフィスにて、作家が作品を展示する「ART IN THE OFFICE」の公募が始まりました。作家の方は、ぜひ!(3/25まで)
第13回 ART IN THE OFFICE 2020 公募スタート!
このnoteの読者さんも来て下さいました
今回のイベントでは、このnoteの読者の方が足を運んでくださいました。ありがとうございます!
会場で尋ねたところ、note/Twitter経由で来た方は3割。おかげさまで、70名の定員がオーバーするほど人が集まりました。イベントを機に、この美術回路noteコミュニティーに入られた方も。今後もイベントを継続しますので、ご意見・ご感想がありましたら教えてください!
今後は、こちらでイベントを行います。みなさん、もしよければ会場でお会いしましょう!
1. 京都(2/20木)
実践者が語るアート・イン・ビジネス|大垣書店、京都信用金庫さんと
2. 早稲田(2/22土、2/29土)
【実践】「アート・イン・ビジネス」ワークショップ
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