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笑顔は人を守る。絶対的安心感は笑顔に存在する。

2019年8月。写真をお仕事にすると決めた

時給1030円のパートをしながら講座に通って
講座に通いながらモニター撮影をしてたのが1年4ヶ月前

ありがたいことにSNSのみのご縁で頂いた撮影件数は290件ほど
新人フォトグラファーとしては本当に恵まれている

ほんとに、感謝しかない

今から6年前、あたしは育児ノイローゼでした。
アトピーで食物アレルギーのある3歳の息子と生まれたての0歳の娘
アレルギーケアと授乳で続けて寝られるのは2、3時間。
寝不足マックスで、メンタルは壊れました


抜け出せるまでの1年半くらいはほんとにひどかった


息子のアトピーが悪化して、かきむしって血まみれになって
毎日包帯を巻いて、何が効くとか漢方だとか、ホメオパシーとか、
食事も薬のことも、ステロイドを使うとか使わないとか、
とにかく調べては試すを繰り返して
『治す』ことだけを目標に育児をしていた。


かきむしる息子を「掻いちゃだめ!!!!」と怒って叩いたり怒鳴ったり。。。
とても全ては書けないほどひどかった


自分がコントロールできなかった


自分のおなかの中から生まれてきてくれた子を可愛いと思えなかったし、
とにかくただその日1日をやり過ごすだけで精一杯だった


イライラする自分がどんどん嫌いになって
そんな自分の顔を鏡で見るのも苦痛で、それなりに小綺麗にして生きていた


それなりの自分なんて全然可愛くなくて


やり過ごすだけの毎日なんて全然楽しくなかった



そんなノイローゼのあたしが、
子どもを可愛いと思えた瞬間が写真だった


写真で見る子どもたちは可愛くて
アトピーの息子も、夜泣きの娘も
写真の中では愛しく思えた

息子が生まれた時から1歳くらいまでは
「なんて素晴らしい生き物が生まれてくれたんだろう
なんでこんなにかわいいんだろう。」
って毎日思えていたのに、いつの間にか余裕が消えて
楽しむことからかけ離れた場所で生きていた


それでも、カメラを子どもたちに向ける時間だけは
そこにある1枚のフィルターが自分の感情の波を穏やかにしてくれた


「撮ることでしか自分の感情を抑制できなかった」
というのが正しいかもしれない


時代と共に、カメラもスマホも、ツールは変わってきたけど、


『写真を撮る』こと。
『写真を見る』こと。


ここに救われてきたのが、あたしの写真の原点です


幼児虐待のニュースを見るたびに明日は我が身と本気でおびえていた
そんなあたしが、
この1年4ヶ月、相棒の一眼レフを抱えて
連日笑って(しかもだいぶ大笑い)
写真を撮らせてもらってる

すごいことも
大きなことも
なんもしてない

ただひたすら撮りたくて
ただひたすら撮影で繋がっていく
ご縁が楽しくて楽しくて仕方かった♡

楽しいから笑顔が増える
笑顔に出会うと人は笑顔になる

「さほちゃんの撮影にくると元気になるんだよ♪」

そんなふうに言ってくださる方がたくさんいてくださって
あたしの方がまた元気をもらう


そんな笑顔の循環こそ、Sahoの撮影のミッションの一つ


育児ノイローゼだった母親が1枚の写真がどれほど味方になるかを知ったから

写真に出会うことで
自分をまたやり直していけることを体感して生きてきたから


撮影が、写真が、もっともっと人生に密接に寄り添うものであってほしいと願っています


写真のおかげで、大切な仲間ができて、大切な人がいて、
大好きな人たちと笑顔で生きたいって本気で思った


毎日イライラして、自分が大嫌いだったあたしが
撮影で日常がどんどん楽しくなって
どんどん自由になって今を生きている

大好きな人の笑顔を見たらほっとする



大人が本気で楽しく笑って生きている
それが子供たちに見せられる希望に必ずなると思うのです。


撮影でつながっていく大切な人たちと
『笑顔』という“絶対的安心感”を、
笑顔の周波数を拡大していく


これが美ライフフォトグラファーSahoのミッション


『笑顔は人の心を守る』


一緒に笑って生きていこ。
生まれてきてくれてほんとにありがとう


ここからが始まり。


美ライフフォトグラファーSaho












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