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社会派コメディ。

バイト仲間で出会った映画監督。監督は将来、地元徳島でキャンプ場を運営するのが夢で、今は勉強の為、群馬の山奥まで来ています。
そう、徳島県。私が山に行くまで2週間、旅をしていた四国は徳島出身の方。なんてことないと言えばなんてことないんですが、なんてことあると言えばなんてことありますよね笑。

気軽に監督、監督と言ってますが、監督は私世代の方なら聞いたことはある有名な映画作品を何本も世に送り出しています。最新の作品が「波乗りオフィスへようこそ」。監督は「社会派コメディですよ」と私に貸してくれました。「地方創生」「働き方改革」「一次産業」「限界集落」、そんな問題点を「半IT×半X」という働き方で打開していくといったお話です。ITはノマドワーク、Xは趣味や地域活動など人それぞれ。地元住民との絆が深まっていく姿など、ハートフルでワクワクする素晴らしい作品でした。

こちらは自主上映作品として全国で拡げる予定だったそうですが、コロナの影響でほとんど消えてしまったそうです。コロナ前に製作されていた作品。情報収集、脚本作りで約半年はかかるそうです。今でこそ、こうした流れは主になってきてはいますが、監督はかなり早い段階で…すごいなぁ!ってただただ感嘆してしまいます。それと同時に、この作品がコロナで上映されなかったのが残念で仕方ありません。当時はアーティスト活動が難しいとされる空気が社会に流れていましたよね。当たり前です。私自身も、アパートから中古の一軒家に引っ越して一つの表現活動に携わっていたものですから、その時の向かい風感は半端なかったし(代表者はなおさら)、ちゃんと周囲の目線はわかっていて全ての言動をとっていたつもりです。いつだって必ず応援者はいて、その逆もいる。作中のセリフに確かこんなものがありました。
「みんなに好かれているやつがいるなら、そいつは二枚舌を使ってる」

福祉、ビジネス、量子力学とかスピリチュアル、仏教とか…私も先日47才になり、小さな世界で私なりにいろんな常在菌を増やしてきたつもりですが笑。新しい世界の新しい出会いは、構築された価値観をことごとく壊していき、今はわりとシンプルな感覚が自分の中にあります。

感受性は、人それぞれ。

監督は奥様に、私が製作している「バードコール」をプレゼントしてくれました。実は奥様もプロデューサーを生業にされていて、私自身好きな映画でもある「かもめ食堂」をプロデュースされた方。そんな素敵な方が身に付けて下さって。「バードコール」の秘めたポテンシャルに期待しています。

先日、監督から試作の「カチンコ」が出来たと写真が送られてきました。私の「バードコール」の取り組みにロマンを感じて下さり笑、広義の意味でのアート活動、夢に投資する消費者を増やすことが目的の一つである、それが子供たちの未来になると話したら、映画の原点、「カチンコ」を製作してくれました。
カチンコが売れる売れないじゃない。STORYとセットで商品。モノは溢れかえっている。STORYが違う、若しくはあるかないかだけ。
最新iPhoneのみで撮影された映画を思い出しました。映画監督は夢じゃない時代。

「つぐみちゃんはアナログを表現したいんだね」

自然の大切さと夢の大切さ。
そして、お金の大切さ。
その最中を生きている今、とても幸せだと思いました。
出会いの数だけ出会う言葉がある。
言葉はその人、そのもの。
監督に出会ったから出会った言葉。
私の「ポンコツSTORY」にそれがあるからだと思いました。

「この映画は、真面目な社会派コメディだよ」

読んで頂き、誠にありがとうございました🙇‍♀️未来の地球を生きる方々に活かしていきたいと思います。時々、アイスカフェラテ代に使わせて頂きます。初めてサポートして下さった方が、そうおっしゃったので🤭🎶