筋肉について〜説明付き〜
筋肉には大きく3種類あります。
骨格筋、平滑筋、心筋です。
この中で運動で鍛える事ができるのが
骨格筋で筋繊維というゴムひものような細長い細胞が集まったもので作られています。筋繊維は大きく分けて「速筋」と「遅筋」に分かれます。
・速筋とは、素早く強力な力を発揮する反面持久力がありません。
速筋は、白筋とも呼ばれています(筋肉が白くみえるため)。魚で例えるならタイやヒラメは一瞬に逃げる速さをもった白身の「速筋」です。
・遅筋は、上の逆でゆっくりとした収縮をします。速筋より強い力を発揮することはできないがその分持久力はあります。
遅筋は、赤筋とも呼ばれます。(筋肉が赤くみえるから)。魚で例えるならマグロやカツオ。長時間泳ぐスタミナをもった赤身の「遅筋」です。
➡️「速筋」は、主に短距離走やウエイト・トレーニングなどに使われ、この筋肉を鍛えるには、大きい負荷・少ない回数で、
「遅筋」は、長距離走などに使われ小さい負荷・
多い回数でトレーニングすると効果的です。
速筋と遅筋のしめる割合(比率)は生まれた時から
決まっており、トレーニングによって比率を大きく変えることはできないと考えられていますが、
それぞれの筋繊維を太く強くすることはできるので、目的に合わせたトレーニングをしましょう!
速筋(アウターマッスル)は鍛えることで太く
大きくなりやすい一方、
遅筋はトレーニングをしても肥大化しにくいといわれている。
また、この2つをバランス良く鍛える事でスポーツ活動に必要不可欠である瞬発力を身につける事ができます。(筋肉の力とスピード)
ただ、、、瞬発力に大きく関わるのはアウターマッスル(速筋)
アウターマッスル(速筋)は、力を出すための筋肉です。体の表面付近にあり、重いものを持ったり瞬時に力を出すために使われます。
これの特徴は、筋肉が大きく、複数の関節を動かすことができる筋肉です。
ex)上腕二頭筋→力こぶを作る筋肉です。肩から前腕まで着きます。
インナーマッスルよりも大きく動き、体を安定させる点では勝っています。
アウターマッスルは運動能力の向上に力を発揮します。
アウターマッスルは、高い、強い負荷をかけることで短期間で鍛えることができる筋肉です。
それに対し
インナーマッスル(遅筋)はダイエットに効果的で、ジョギングやウォーキングなどの有酸素運動で鍛えられ、脂肪を燃焼させやすい特徴がありますが、
鍛えてもあまり太くならないという特徴があります。
➡️健康のためには脂肪を燃焼させやすい遅筋を活用する事が重要ではありますが、それだけでは不十分です。
転倒して骨折につながるような事故は、転びかけたときにとっさにブレーキをかけたり、体を支えたりする速筋がなければ防げません。つまり、速筋が減っているからこそ要介護につながる事故が起きるともいえます。
➡️体を鍛える、スポーツに役立てる、健康寿命を長くする為にもこの骨格筋(速筋と遅筋)の発達の仕方やケアを大事にしたいですね。
➡️そんな中で
筋トレの注意点を簡単に3つ挙げさせて頂きます。
① 筋トレをした後は、しっかりと栄養を取る。
トレーニング、運動をされてる方はそうでない方の1.5〜2倍のタンパク質を取る必要があります。
でないと体をしっかりと作れません。
ですので、プロテインを飲む方がいますね。
②トレーニング後は質の良い睡眠を取る。
筋トレを行った後には筋肉が疲れます、
それから回復するときにもう一度同じトレーニングをしても耐えられるようにさらに丈夫な筋肉へと作りかえられます。この作業がある為しっかりと睡眠を取りましょう!
寝てる間に成長ホルモンが分泌されます。
この成長ホルモンが体の細胞を修理する、そして
筋肉量を倍増させる役目を果たしています!
③呼吸に注意する。
呼吸を止めて力が入ると、血圧が急上昇してしまい、とても危険です。
挙上するときに息を吐く
ことが基本的な呼吸法となります。
長い文章になりましたが
あなたの参考になれば幸いです。