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人間の角度

今日はなんとなく考えていた人間の角度について書いてみようと思います。

"角度"というのは人に接する際の角度をとのことを指しています。つまり高圧的な態度をとる人間は角度が大きいし、卑屈な態度をとる人間は角度が小さいということ。マウンティングする人間は角度が大きくて、こびへつらうような態度をとる人間は角度が小さい。"態度"という言葉にもニアリーイコールなような、少し異なるような感じです。

対人関係において色んな角度が発生するし相手によって使い分けることもあるだろうし、打算があって演じることもたくさんあると思います。それでも可能な限り0度に近い人間が魅力的であるし素敵だと思います。誰に対しても角度をつけず分け隔てなく接し、媚びることもおごることもない。そんな人が私は好きです。

ただこれがなかなか難しくて私は尊敬する人に聞きます。なんでそんなに感情的にならないのか、なんでそんな態度をとられても平気でいれるのか、その感情の凪を、水平を、0度をどうやって創造したのかと。

するとやはり凪を作るためには大きな波があったといいます。理不尽に対する怒りや、感情的な行動での失敗がたくさんあったといいます。つまり0度ではなくて一周して360度の水平でした。

私も角度はグラグラと揺れ、人によって態度も変えてしまうし、感情を表に出すことも少なくありません。こんないちいち"角度"なんて粒立てて書くと言うことはそういうことです。それでも360度の凪に向かっているんだと開き直って生きていこうと思います。

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