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足部外転は口頭指示だけで治せる?

✅Deep Learning! ☝️Clinical Experiences!

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✅足関節背屈可動域制限を呈している方は足部外転から距骨下関節を外返しすることでショパール関節との運動軸を水平にし、中足部の柔軟性を確保しています。

 足部外転のみを修正すると運動軸が水平でなくなることから足部の剛性が高まり、足部での安定化戦略を取りづらくなり、転倒リスクになってしまうことも考えられます。各関節の可動性を含めて修正していく必要があります。

☝️ランジを行う際に足部外転を修正すると足部回外から剛性が高まり、不安定性を呈することがあります。しかし、足部(距骨下関節)中間位での背屈を確保した後に行うと安定して行えるようになることも多く経験します。

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✅背屈可動域だけでなく、内側縦アーチの低下も生じてしまいます。反対に股関節外旋から運動連鎖が始まるとハイアーチを生じてしまいます。股関節アライメントは骨盤帯の影響を受けることもあるので、評価が必要になってきます。

☝️特にACL損傷後にはこの運動連鎖により背屈可動域制限が生じていることを多く経験します。この場合、CKCでのトレーニングを行う際に足部外転を修正してもknee inを修正することができません。

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✅足関節背屈可動域制限に対する徒手療法の効果は証明されていますが、背側滑りの動きは距腿関節の関節面を一致させた状態で行うべきです。関節面を一致させることができない場合は他の足関節背屈に関与する関節の可動性を改善させてから行うべきです。

☝️距腿関節の後方滑りを改善させるだけでもある程度の効果はあると思いますが、他の関節の動きにも注目すると案外、後方滑りmobilizationが必要な場面は少ないのかもしれません。


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