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【ボードゲーム】レイズ/誰でも簡単にルール説明ができる方法

最初にお読みください

どうもこんにちは!大ちゃんです。
【ボードゲーム】レイズのルール説明をしております。動画とテキストの2つがありますので、ご自身にあった方をお選びください。

▼動画での説明
ボードゲームのルール説明動画を100本以上投稿している大ちゃんが説明しています。ルール把握に使うもよし、遊ぶ際にみんなにみせるのもよし、インストのサポートとして活用ください。また、フルテロップで音声が出せない状況でもみることができます。

▼テキストでの説明
手元のスマホでサマリー的にみるのもよし、動画と併用してみるのもよし、ピンポイントでルールを確認するもよしと使い方は無限大∞また読み上げるだけでルール説明ができるようにもしていますので、ぜひご活用ください。

レイズてどんなボードゲーム?

このボードゲームはカードを出して、コマを進めるボードゲームです。ただし、コマを進めるのが目的ではなく得点カードを獲得するのが目的です。そのためには自分のコマを常に誰よりも進める必要があります。最後尾のプレイヤーはカードを使って前にいるコマを追い越さないといけません。そうこれは手札が無くなるか、1人以外がパスするかのチキンレースです。面白いのはカードを使わないと手札は変わらないということ、これにより半ば強制的にカードを使わなければなりません。相手とどこまで勝負するのか、残りのカードであと何回戦えるのかなど、ヒリヒリとした戦いが楽しい「レイズ」おすすめです。

動画での説明


テキストでの説明

以下ポイントをまとめた説明です。順番に読むと大筋の流れが理解できる順番になっています。

ゲームの概要

ゲームの目的はポイントカードを集めることです。ゲームが終わったとき、ポイントカードの数を合計して1番得点が高い人が勝者です。
ポイントカードはその時、1番コマを進めているプレイヤーがもらいます。コマを進めるためには各プレイヤーが持っているナンバーカードを使います。ナンバーカードは全員同じ構成の30枚を持ちます。ナンバーカードの枚数は限られているので使いどころをよく考えなくてはいけません。

ゲームの流れ

このゲームはラウンド制で、ゲームが終わるまでラウンドを繰り返します。1ラウンドは4つのフェイズに分かれています。
▼フェイズ1 ポイントカードを公開してダイスを振る
▼フェイズ2 ナンバーカードを裏向きに出す
▼フェイズ3 レイズまたはパスする
▼フェイズ4 ラウンドの終了
ポイントカードの山札がなくなるとゲーム終了です。得点計算をして1番得点が高い人が勝者です。

1.ポイントカードを公開してダイスを振る

ポイントカードの山札から1枚を引いて公開します。その後、スタートプレイヤーが7つのダイスを全て振ります。出目ごとにボードの横に並べます。空白の出目は横に避けておきます。サマリーカードには出目の内訳とナンバーカードの内訳が載っています。

2.ナンバーカードを裏向きに出す

毎ラウンド手札が6枚になるように補充してスタートします。その中から1枚を選んで裏向きに出します。全員が出したら一斉にカードを公開します。各プレイヤーは出したカードに応じて、自分のコマを進めます。進む数は出したカードの数字×対応するシンボルの数です。例えば、オレンジのカードなら数字は2、ダイスのシンボルの数は3、さらにこのカード自体のシンボルが1でシンボルは計4つです。2×4で8進みます。カード自体のシンボルがあるので、ダイスのシンボルがなくてもカードを出すと必ず進むことになります。忘れやすいので気をつけてください。

3.レイズまたはパスする

このフェイズはボードのコマが1番最後尾にいるプレイヤーが常に手番を行います。最後尾のプレイヤーはレイズするかパスするか、どちらかを選びます。パスを選んだ場合、自分のコマを回収してこのラウンドから抜けます。レイズする場合は、手札からカードを1枚出して自分のコマを進めます。同じマスに複数のコマが止まることも可能です。その場合、後からきたコマを上に重ねます。コマを進めたらまた最後尾のプレイヤーの手番です。これを繰り返していきます。同じマスにいる場合は上にいる方が最後尾になります。1人だけコマが残る、あるいは全員が手札を使い切るとこのフェイズが終わります。

4.ラウンドの終了

最後までボードにコマが残っていたプレイヤー、もしくは手札がなくなったとき1番コマを進めていたプレイヤーが公開されたポイントカードとこのラウンドで出された全てのナンバーカードを総どりします。獲得したカードは手元に置いておきます。次のラウンドはポイントカードを獲得した人がダイスを振ります。

得点計算

獲得したポイントカードとナンバーカードを確認します。ポイントカードは書かれている数字がそのまま得点になります。ナンバーカードは中央に数字があるカードがあります。この数字が得点です。全て合計して1番得点が高い人が勝者です。

3つの魅力

最後にこのゲームの3つの魅力についてお伝えします。
★白熱のチキンレース
このラウンドを捨てるか、それとも取りに行くか。もし取りに行くなら手札は何枚使えるのかなど。相手の考えを読み、そして相手を騙すヒリヒリとした心理戦がクセになります。相手に勝てるように思わせて、カードを出させたり、いきなり大きい数字で引き離したりと色んな揺さぶりがあります。一番ダメなのは最後までやり合った結果、負けることです。このゲームでは出したカードも一人に総どりされてしまうからです。

★手札のジレンマ
このゲームは手札を使わないと、手札の補充がありません。そのため流れを変えるために半ば強制的に手札を消費しないといけないときがあります。もしくはこのラウンドでは手札は強くないが、次のラウンドならダイス次第で強くなるかもという考えもあります。そのためあえて今のラウンドを早々に捨て、次のラウンドにかけるという戦略もあります。

★冷静さをどこまで保てるか
このゲームには3つの運があります。ポイントカードのめくり運、ダイスの運、そして手札の運です。場合によってはめぐり合わせが悪く、全然勝てないときが続くときもあります。他のプレイヤーがどんどんポイントカードを集めていくと、あせって余計にカードを出しがちです。そうなると、終盤カードがなくなって戦うことができなくなってしまいます。冷静さが重要です。遊んでみるとわかりますが、予想以上にカードがあっという間に無くなっていきます。

ちょっと小話

このレイズを作ったデザイナーはピーター・プリンツという方です。他の代表作はテーベの東です。2008年に発売されたこのゲームは袋からタイルを引いてお宝を発掘するゲームで時間の概念を取り入れた面白いゲームです。

テーベの東


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