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『BLUE GIANT』才能の開花に必要なおじさんついて【自分の持ち味を理解するVSなんとなく生きる】

最近、映画『BLUE GIANT』が話題になってますね。
私も原作の漫画を読んでみたのですが、才能の開花っておじさんと出会うプロセス必要だよなぁと妙に納得したことがあり記事にしました。
良かったら読んでみてください。

若手:自分の持ち味は自分でわからない問題

10代で自分の才能を認識するためには、近くにその才能を見抜ける+助言してくれる人が重要になります(地元で有名なコーチ、天才指導者的な存在)

『BLUE GIANT』では、初心者サックスプレイヤー(主人公)に対して、元天才のミュージシャンのおじさん(海外に音楽留学・サックス+ピアノも凄腕)が才能を見抜き、無償で指導することになります。
元天才のおじさんが、「こいつ…才能がある!俺が育ててやる!」ってなる展開、めちゃくちゃ好きです。

このおじさんとの出会いこそ、才能を開花させる一番重要なピースだと思います。

主人公の音は「感動」を超えて聴衆を「圧倒」させる


経験値の高いおじさんは、若手の才能を発掘したがり(④⇔③)

※①のおじさんのなのか、④のおじさんのなのか、ある程度話をしないとわからない

ジャズとかクラシックの演奏家の世界では特にその傾向があります。
③を本当の意味で見抜くのは、めちゃくちゃ難しい。(逆になんか上手いまではみんなわかる)
だからこそ若手の才能を見抜いて正しい方向に導いていける権利を持っているのは、その才能の先の世界経験したことがある④のおじさんなんですよね。
若手が世界で才能を開花させる→支援してくれる経験おじさんに出会う事
これは絶対だと思います。

才能のある経験おじさんは、若手が好き(④→③)


主人公の初期の能力値は、こんな感じ。

ジャズの演奏家になりたいという気持ちは100くらいある

Canが2に対して、資質が10。めちゃくちゃ伸びしろがある。
こういう若手をみると、経験おじさんは「んほぉ〜この才能の原石たまんねえ〜」となります。
3~10まで開発できる伸びしろに期待を感じるんですよね。わかる気がします。

転職する時は、経験おじさんが役に立つ

私が過去エグゼクティブサーチで勤務していた時に感じたこととして、
素晴らしい才能を見つけても、周りが開花させようと動く事って少ないという事でした。
その世界に精通している第三者が、才能を持つ個人に向き合うという機会はとても少ないです。

Must(その才能が開花するか予測できる第三者は少ない)

だからこそ、何かの分野で大成したいと考えている若者がいる場合、
早くに自分の才能がありそうな分野を見つける+その世界に精通している人に相談する。
以上が自分の才能の判別と育成に重要になのではないかと思いました。

自分から声をかけてくれるおじさんはめちゃくちゃ少ないので、数うちゃあたる精神でまずはいろんな人に自分から相談すること・指導を大切にすることが成功の秘訣ともいえるかなと思います。
※おじさんがアドバイスしやすい謙虚さ=最強の才能なのかもしれません。

まとめ

今回の話は、芸術とかの才能の世界で1を100にするためには、経験おじさんが必要という話でした。意外とサラリーマンでも同じ
私の実体験としても、若いうちにいろんな経験をしている人や、転職エージェントに相談するのは、めちゃくちゃ人生に有益だと思います。経験値の高いおじさんはもっと有効活用すべきです。
※①のおじさんでも、こうはしない方がいいよ。というような失敗事例を教えてくれるので、
ベテランの意見を聞く事は総じてプラスだと思っています。大抵優しい。

ぜひみなさんも、周りのおじさんたちを有効活用しながら才能を開花させてください。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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