日本語教師日記100.英語に頼ってはいけないところ(2)頭の中の対訳表
生徒の中には、辞書に出ている訳のみをみて、「この言葉の意味はこれ」と、対応表を書いていたり、頭の中にそういう、1対1 のペアを作っている人がいます。
初級ではなかなか日本語だけで、微妙な違いまでは教えられず、
教師の方も、心苦しいながら、
「同じです」「書き言葉と話し言葉の違いです」
ぐらいにとどめることは多いと思います。
けれど中上級ともなれば、「同じではない部分」=「ここが違うという部分」を教えていきたいものです。
英訳すると同じになっても、日本語に2つも3つも似た言