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日本語教師日記

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2022年秋に11年半の名古屋転勤から東京へ戻りました。 名古屋ではオンラインと対面の塾を運営していましたが、 今はオンラインのプライベートレッスンに絞っています。 学校を離れた…
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2021年12月の記事一覧

日本語教師日記106.時効かな?(6)投稿には気をつけて

一つ目。 これは前置きでして、時効ではあるかもしれませんが、日本語とはとりあず関係ありま…

日本語教師日記105.素晴らしき上級者の世界

今日はクリスマスイブですね。 いろいろ楽しい計画を立てているみなさんも多いことでしょう。 …

日本語教師日記104.日本語教師の師走

上級の生徒に、「師走」の意味を教え始めました。 「Aくん、12月のことを、しわす と呼びます…

日本語教師日記103.ある日本語教材

新しい教材に出会いました。 米国で作れたもののようです。 独習用の教材で、毎週1章ずつやる…

日本語教師日記102.たまには珠玉の大脱線

前回、いきなりデスクの下からスチールギターを取り出して、 ♪し〜んぱ〜い、ないからね〜♪…

日本語教師日記101. 人気のある日本のもの

アメリカに住む生徒さんが姪っ子さんに、 どんなクリスマスの歌が好き? と聞かれて答えたのが…

日本語教師日記100.英語に頼ってはいけないところ(2)頭の中の対訳表

生徒の中には、辞書に出ている訳のみをみて、「この言葉の意味はこれ」と、対応表を書いていたり、頭の中にそういう、1対1 のペアを作っている人がいます。 初級ではなかなか日本語だけで、微妙な違いまでは教えられず、 教師の方も、心苦しいながら、 「同じです」「書き言葉と話し言葉の違いです」 ぐらいにとどめることは多いと思います。 けれど中上級ともなれば、「同じではない部分」=「ここが違うという部分」を教えていきたいものです。 英訳すると同じになっても、日本語に2つも3つも似た言

日本語教師日記99.英語に頼ってはいけないところ(1)例えば、直訳だとだめな例

私は教室では直接法ですが、プライベートでは必要があれば英語を使うのはためらいません。 ク…