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うつ病の人は死んではいけないのか
何度パートナーが「死にたい」と呟いたであろうか。最初はその言葉を聞いた時、あまりに悲しくて泣いてしまった。しかし今となっては「また言っている、、、」と心の中で思ってしまう自分がいる。表面上は無言で頭を撫でてやるのだが、もしかしたらそういうスタンスが伝わっているかもしれない。
辛いなら死ねば良いのではないかと思うことがある。この世は無理して生き続けるべき世界なのだろうか。生きたい人だけが生きて、死にたい人は死ねば良いのでは?過激思想だろうか、それは自由意志とは異なるのか?病気によって死にたいと思う気持ちは自由な意思ではない?
僕らはストレスの許容量が全員異なる。仕事に限らずどんなブラックな状況に放り込まれても平気な人もいれば、どんなホワイトな状況でも辛いと思う人もいる。人類はホワイトな状況を作り出そうと頑張っている過渡期である故、そこにはどう足掻いても合致できない人は出てくる。その合致しない人たちはどうすれば良いのだろう、苦しさを抱え続けてい生きていくべきなのだろうか?
生きていたら良いことがきっとあるよなんて言う人は、人の気持ちがわからない残虐非道な思想の持ち主である。生きていたら必ず苦しいことがあり、当人にとってそれが耐え難いほどの苦痛であるということが問題なのである。そしてそれを取り除く術を、これからパートナーに降り注ぐ全ての苦痛の種を受け止めるほどの力を僕は持っていないのである。
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