理解のある彼くんの葛藤
自己認知する彼くん
巷では「理解のある彼くん」の悲劇がおもしろ可笑しくSNS で闊歩している。滑稽さや、男としての哀れさが絶妙に愉快で、多くの人は楽しんでいるのではないだろうか? 一方、楽しめない男たちがいる。そう、「理解のある彼くん」本人である。彼らもナケナシの客観性を持ち合わせているため、自身がその立場にあることに気づいてしまうのだ。かくいう僕も誠に遺憾ながら「理解のある彼くん」であろう。
うつ病パートナーの女を支える男の9割は「理解のある彼くん」である。なぜ10割と言