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春のような暖かさのなかで梅を撮影

 久しぶりに東京に雪が降った翌日の午後、道路に雪がほとんどないようなので自転車で軽く町内を偵察。
日の当たる所は晴れれば溶けやすいが終日建物の影になる所は何日も残るので困ったものだ。
葛西臨海公園に行くと梅の花が咲いていたがこの日はカメラを持っていなかったので見るだけに。
2日後、晴れて風もない撮影日和に行ってみると少し花の数が増えていたがまだ全体的に撮るには厳しく寄って花を中心に撮っていく。レンズはこのところ出番がなかったタムロンの90mm。絞りを開けてニコンの85mmF1.8Gでも撮りたいが周囲のバランスを考えて構図をすると最短距離より短いことが多く90mmで撮ることが多くなる。

85mmで撮影。絞りを開けることでピントの合った部分だけが浮き上がることになるのでこのレンズを多く使って撮りたいが最短距離が足りない。この画像はサブで持っていたニコンD200で撮影。CCD機ということで色味などが今のカメラと違う絵に。                           
                                 

 その後も家から近いということもあって短時間だが何度か撮りに行くことに。逆光か半逆光で撮ることが多いがこの時期は太陽の角度が低いので朝方はだと花型フードのシグマ50mmF1.4は縦位置での撮影はフレアが入ってお手上げ。丸型フードのタムロン90mmやニコンの85mmは問題ないのでこの2本を中心に撮っていった。APS機だと135mm前後になり花との距離も寄っても離れてもちょうど良い感じになる。
桜もそうだが逆光で撮ると花びらが光によって透過される姿が良いのだがデジタルの天敵である白飛びを防ぐための露出の調整が難しい。一度ニコンD500(他の日はニコンD7100かD7200)で撮ったがカメラのモニターの画素数が高いのでピントの確認はしやすいがコントラストが高い画像と階調の狭さから白飛び対策の補正値を1/3ほど明るく撮ってしまい後で調整するのに苦労することに。

 同じ場所で何日か撮ったが梅の花を撮るのは結構難しい。枝の多さか桜に比べて花がばらついて咲くためなのかはっきりとした結論は出ないが桜に比べて構図がし難い。
温暖化の影響で2月とは思えない気温の日が多くなっているので今年も花の開花は例年より早くなるだろう。全体的に暖かいとはいえまだ寒暖差が激しいので体調を崩さないのように日々の生活で気をつけ次の桜の開花に備えたい。


すべて90mmで撮影。逆光に強いのとボケが柔らかいのが
このレンズの特徴。マクロレンズという事で普通の望遠レンズ
より寄れることからカメラ位置を変えながらリズム良く撮れる
のは良い事だ。                    


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