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【農ライフ】東京に帰ってきて今考えること

あっという間の3日目でした。

最終日のきょうは、三豊市延べ8日目にして初めての雨でした。
それまでずっとピーカンの晴れ、本当に気候の穏やかなところです。
11月半ばなのに日中は半袖で過ごせる陽気でした。

この海と空の青のグラデーションをMitoyo blue©と言いたい

今までの海の景色と何が違うのだろうと考えたときに、やはり瀬戸内のおにぎり山、丸い島々のアクセントが最高です。
特にこの時期は島々も紅葉していて、Mitoyo blue©とのコントラストがより際立ちます。

雨も半日もすれば止んで、また晴れる。

雨が少ないのは農業にとって難しさもありますが、日照率高いエリアであり、海風とのマリアージュによって良質な野菜や果樹が育っている印象です。

そんなつかの間の恵みの雨の中、農家さんのところでお手伝いをしました。
初めてウコンの収穫をさせてもらいました。 

掘る前のウコンは想像できない見かけでした。
ショウガのような見た目ですが、葉っぱは南国感出あふれています。
生い茂る葉っぱを鎌で切って、土を掘り起こす。
一株掘るのも素人にとって大仕事。

あのウコンのオレンジ色って秋ウコンなんですね。
春ウコンはまったく違う効能だそうで、知らないことばかりでした。

秋ウコンは鮮やかなオレンジ色

カゴいっぱいにしても、売り物にするためには、土を落として、よく洗って、皮や根っこをとって、小さく刻んで乾燥させて最後に粉末にするという長い工程が待っています。わずか数百グラムを作るのにものすごい手間がかかるのです。

二日酔いに効くのはそのおかげですね。

その他にもめずらしい野菜や果樹をたくさん教えていただきました。
その知識にただ驚くばかり。
そして何より昼夜天候問わずそれをお一人で管理されてるというのは常人のなせる業ではありません。 
 
三豊での生活を想像(妄想)するだけで、自分の中になにか新しい変化が起きるような感覚がします。

今回もさまざまなキーワードに出会いました。

いまはそれを無理に消化しようとせず、五感すべてを使ってゆっくり味わいたい気分です。  


都会で実践できる農ライフ、読書、ドイツ語、家族などについて「なぜかちょっと気になる」駄文・散文を書いています。お読みいただき、あなたの中に新しい何かが芽生えたら、その芽に水をやるつもりでスキ、コメント、ほんの少しのサポートいただけると嬉しいです。