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【子育て】遠足の体験価値について考える

朝も、次女は持ち物チェックに余念がなかった。

・お弁当
・水筒
・レジャーシート
・ウェットティッシュ
・着替え

普段と違うのはお弁当とレジャーシートだけなのだが、子どもの遠足へのワクワク感とはすごい。

いつも登園で使っているリュックなのに、何度も開けたり、閉めたり。

お弁当よーし!
水筒よーし!
レジャーシートよーし!

楽しみで仕方ないのだ。

年中さんの遠足は、普段からよく行っている近くの大きな公園の芝生広場。

普段は、水筒だけを持っていくところに、今日はリュックに色々詰めて持っていく。
なんといっても、公園でレジャーシートを敷いてお弁当を食べる!

遠足の価値は、計り知れない。
その体験は、何日も前から始まっている。

あと5回寝たら遠足だよ!
早くお弁当作ってよ!(まだ3日前!)
「明日遠足だから、今日はいい子で歯磨きしてもう寝よう!」
そして、当日の荷物チェック
「リュック重たーい」と言いながら満面の笑みの登園
園でもお弁当を横にしないように慎重に朝の準備をする
みんなで歩く、遊ぶ
極めつけのレジャーシートとお弁当
お片付けしてまた園まで歩く
帰ってきて今日がどんなに素晴らしい日だったかの自慢

その全てが遠足の体験価値。
遠足というイベントはうまく設計されている。


帰ってきて、感想を聞くと「すっごく楽しかった!お弁当ぜ〜んぶ食べたよ!」だそうです。
めちゃくちゃ嬉しそうでした。

どこへ行くかではなく、そのプロセスの一つ一つに、遠足の価値があるんだろう。

きっとはしゃぎ疲れたのだろうぐっすり寝ている子どもの満足げな寝顔を見ながら今noteを書いている。


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