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こころやさしい交渉術

こんにちは、つちいじりです。

先日書いたパーソナルコーチング体験記の通り、最初の一歩を踏み出しました。

今日は、コーチから学んだ夢をかなえるステップの実践として、
家族の理解を得る方法について書いていきたいと思います。

理解を得るということは、交渉をして相手の気持ちを動かすということです。
家族相手に交渉とは、少し不思議な感じもしますが、その方法はビジネスや交友関係の場合と同じです。


近隣の民間貸農園を借りて野菜栽培をしたいと考えています。

↑が目下のゴールです。
自分の目指す最終目標「晴耕雨読ライフ」に向けてステップバイステップで進んでいきたいと思います。

野菜作りは、いまはファミリー世代にとってめずらしいものではなくなりました。
家庭でも食育を考え、自然と触れ合う機会をもつというのは大変有意義で実益のある趣味だと考えています。

わたしと家族の間を流れる川

実は、過去に一度現地を見学して申込書ももらって帰ってきたことがありました。
そのときも上述のような思いでした。

ところが、家族の反応は

「は?」

月額もそこそこするし、育て方も知らないのにおいしい野菜ができるわけがない。
お金をドブに捨てるようなものだとバッサリ切り捨てられました。
子どもからも「やさいきらーい、むしきらーい」の大合唱

食と農の安全・安心については理解をしてもらっているものの、野菜を育てたいのはわたしの独りよがりな思いです。
妻は合理的な思考の持ち主で、少し高くても無農薬や有機栽培の野菜、添加物の入っていない食材を直売所や専門店買えばよいと考えています。

子どもからしても、野菜を育てることへの興味よりもYoutubeや公園遊びが勝っている状態です。

もちろん子どもには食べ物を作る体験だけでなく、土に触れたり、時には虫を見つけたりして、たくさんの刺激を受けて成長してもらいたいと考えています。

これもわたしの願望でしかありません。

わたしと家族の間を流れる川は思ったよりも広く深そうです。


大河を渡る方法

みなさんは意見や考えがあわない相手をどのように説得しますか。
いくつかの方法があるかと思います。

・徹底的に論破する
ロジック、ロジック、ロジックで理詰めにして反論の余地を与えない。自分の主張が合理的に正しいと相手を説き伏せる方法です。

家族にはあまり向かないと思います。

なぜなら、相手にとって気分の良い方法ではないからです。

・相手のメリットをたくさん出して、橋を架ける
今回実践したいのはこちらです。
相手(家族)にとって、近隣農園での野菜作りがいかに有意義なことかを納得してもらうということです。
そのためには、家族も野菜作りやってみよう、またはわたしにやらせてみようという気持ちをもってもらう必要があります。

ここで大切なのは、有意義だとわたしが言うだけでなく、有意義だと相手が納得することです。
前回の反省点は、一方的に主張するにとどまってしまったということです。


相手のメリットは何かを相手目線で伝える

<妻にとってのメリット>
・平日、休日問わず在宅で仕事をする妻にとって、子どもが家にいると不都合なときがあります。
そんなときは、「近隣農園の出番です!子どもと一緒にいってきます!」
その間、安心してお仕事してください。

・季節ごとに、野菜を年間20種類くらい栽培することになります。新鮮で安心な野菜がいつでも手に入れられるます。
重たい野菜をスーパーで買う必要もありません、料理もふくめてわたしにお任せください!

<子どもにとってのメリット>
・農園の手入れは、週に1~2回、毎回1~2時間程度です。
それ自体も楽しいものだと思いますが、それが終わったら近くの公園で遊べるオプション付きです!

・民間農園で定期的に開催される芋ほりイベントや収穫祭は子どもが主役です。

・普段は砂場での遊びをさせていませんが、畑ではどろんこ、水濡れOK!!


これらのメリットは交渉条件=武器になります。
上手く使いどきを考えて、相手の顔色を見て繰り出していきたいと思います。

意思決定の伴う交渉はつねに真剣勝負です。

最後は家族みんなが野菜作りが有意義なアクティビティとなることを願って。

まずは本日、現地見学会に家族を連れだしたいと思います!
結果はこうご期待。

ではまた。


都会で実践できる農ライフ、読書、ドイツ語、家族などについて「なぜかちょっと気になる」駄文・散文を書いています。お読みいただき、あなたの中に新しい何かが芽生えたら、その芽に水をやるつもりでスキ、コメント、ほんの少しのサポートいただけると嬉しいです。