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【旅行記】比叡山延暦寺という世界
先週土日で、比叡山延暦寺を訪れました。
その前に、訪れるまでが修行でした。
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12時まで運休となり、朝から作戦を練りましたが、指定席は夕方までは満席。
この中に飛び込み、自由席で向かうことにしました。
結果、通常ならば2時間半で着く道のりを6時間かけての必死な移動でした。
そんな修行から始まった今回の延暦寺ツアー。
目的は天台宗の始祖、最澄さんの御命日ということもあり、特別な催しがありました。
わたしは残念ながら参加しませんでしたが、ナイトウォークと呼ばれる修行体験は、年3回開催されているようでしたが、これが本当にスゴいんです!
出発時間は午前1:45
黙々と比叡山延暦寺を下ること5時間ほど、参加者は麓のケーブルカー乗り場に戻ってきました。
延暦寺会館に戻ってきたのは8時すぎ。
その間、山を下りながらひたすらに道なき道を歩きます。
もちろん真っ暗なので懐中電灯で足元を照らしながら、おしゃべりを禁止です。
無になって自分と向き合うことで、自分の心の声に耳を傾けます。
参加した人みな、人生観が変わる、生まれ変わったなどの感想でした。
足を引きずりながら帰ってきた方もいて、その修行の厳しさをまざまざと感じました。
繰り返しですが、わたしは山歩きはしておらず、写経をしたり、朝のお勤めをしたり、坐禅をしたりと、それはそれで充実した時間を過ごしました。
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翌日は、麓にある最乗院という、お寺を訪れ、ご住職のお話を聴くという特別な機会をいただきました。
この方は、延暦寺の中でも特に厳しい修行である十二年籠山行を完遂されたとてつもない人です。
修行についての関連記事↑(出所:和楽web)
そんな俗世間とは一線を画したご住職から出た言葉はどれも深かった。
都会で実践できる農ライフ、読書、ドイツ語、家族などについて「なぜかちょっと気になる」駄文・散文を書いています。お読みいただき、あなたの中に新しい何かが芽生えたら、その芽に水をやるつもりでスキ、コメント、ほんの少しのサポートいただけると嬉しいです。