子どもの事情にじっくり耳を傾けてみよう
子どもが、大泣きした。
夕飯の準備を手伝うこともせず、マイクラとyoutubeにどっぷりのめり込んでいたから。
ママにこっぴどく叱られたのだ。
きょうはわたしが夕飯当番だったので、その様子を見守っていた。
泣きすぎて、錯乱状態だった。
何を言っても涙は止まらず、その場に硬直していた。
30分くらいは泣き続けただろうか。
やっと話ができるくらいまで落ち着きを取り戻した。
家族で出来事を話し合うことにした。
叱られた原因はなんだと思う?
大好きだから叱っているのよ。
子どもの悪いところは直して、成長してほしいと願うのは、親の常だ。
その思いは伝わっているらしかった。
しかし、子どもは首をふって、静かに涙をながし続けている。
叱られた直接的な原因は、夕飯の準備を手伝ってと言われたのに、switchを握りしめて動かなかったことにある。
子どもが悪そうである。
にもかかわらず、子どもは自分の否を認めようとしない。
それはなぜか。子どもにも言い分があるのだ。
子どもは、叱られるリスクを承知で、switchを握っていた。
それは、パパもママもかまってくれないことへの非暴力の抵抗だった。
かまってくれないから、こころのよりどころをswitchにyoutubeにもとめたのだ。
悪いのは、パパとママだったね。
ごめんねというと、ついに子どもはうなずいて泣き止んだ。
わたしとともに事態のゆくえをだまって見守っていた、3歳の次女が一言。
「ねぇねといっしょにごはん食べたいからまってるよ。」
しびれるね〜、3歳児の包容力。
家族そろって、すっかりさめたわたしの手料理を食べた。
夕食のあと、家族でトランプ大会をして盛り上がった。
食後の家族全員の団らんはひさしぶりだと気づいた。 いつも食事の前後もどちらかは家事を、どちらかは仕事していた。
子どもが、帰ってきてから寝るまでの数時間。
そのわずか数時間を一緒に過ごすことができていなかった。
これは親が大いに反省すべきことだった。
これからは、夕方から夜の時間の使い方を工夫して、団らんタイムをとることにした。
対話をとおして、本当の理由と解決策に自力で気がついたわたしたち。
なんかすごい。
そして、7歳も3歳も、見かけは子ども、頭脳はおとな。
ちゃんと成長していた。
子どもの成長力に、比べておとなの成長力は伸びしろが相対的に少ないかもしれない。
それでも、大人も子どもから学び、気づけばまだまだ成長できる余地はたくさんある。
そんな火曜日の夜でした。
都会で実践できる農ライフ、読書、ドイツ語、家族などについて「なぜかちょっと気になる」駄文・散文を書いています。お読みいただき、あなたの中に新しい何かが芽生えたら、その芽に水をやるつもりでスキ、コメント、ほんの少しのサポートいただけると嬉しいです。