ドイツ旅行の気付き


●旅行概要
2023年5月末から6月末まで。訪れたのは南ドイツが主。ミュンヘンから小都市巡りをして、ルクセンブルクまで行き、そこからハノーファーまであがり、またミュンヘンに戻った。ミュンヘンからザルツブルクまで日帰り。

●飛行機Etihad予約
持っていたカードで支払いできないものがあった。数枚試してようやく予約できた。理由不明だが何か変なセキュリティ措置でいろいろなカードを排除している感じ。

●ホテル予約

一部はAgodaで。Agodaは過去の予約記録がweb上で出てこないので、後で振り返る時、いちいち予約確認メールを見る必要があり、不便。

一部のホテルは直接交渉で値引き可能だった。

●航空機
online checkin。
手荷物の計量はなかった。行きも帰りも。

アブダビ経由のEtihad。ほぼ予定通りの飛行。日本からアブダビまで約10時間、そこから5時間でミュンヘン。

途中の揺れは、一時あったが、ひどくはなかった。

●機内食
あまり期待できない。栄養補給。チキンライスはまあ美味しかった。ナイフ、フォークなどが金属製だったのは、珍しいか。

●乗り換え
アブダビでの接続は無事だった。
飛行機から空港まではバスで行く。この距離が長く、さらにバスの出発まで時間がかかったりする。リュックを背負って立ったままだと、やや辛い。

ここではtransitであるに拘らず、荷物のスクリーンが必要になるので、面倒。

空港ビルは手狭になっており、かなり混んでいる。石油で儲かっているはずなのに、どうしたことか。要改築。座る席を探すのに苦労する。そして座る以外やることがない。マニラ空港を思い出した。

よく見てはいないが、食事をしたいとしても、レストランはなく、売店でサンドイッチを買う感じ。

充電コンセントBFは何箇所かあるが、人が使っていることが多い。

●Deutschlandticket
今回の旅行の重要な支え手はDeutschlandticketだった。
昨年9.99ユーロで好評というか過剰需要を引き起こしたらしい。
今年は49ユーロ。ドイツ国内(高速鉄道ICEを除く。)市内バス、地下鉄、トラムが全て無料。ドイツにはルクセンブルク、ザルツブルクが入る。

検札の時は、QRコードを見せる。

購入が結構難しい。本家のDeutschebahnのサイトでは買えない。欧州の銀行口座からの引き落としで設定されているため。現地でDBのチケットセンターに行っても同じ。

金額的におそらく500ユーロくらい使った。いちいち切符を買わなくていいのも助かる。subscriptionなので、一月で終了するのであれば、その月の10日までに要キャンセル。
来年は値上げ予定。

●入国
あまり覚えていないが、以前よりちょっとだけ審査に時間がかかったような気がする。顔写真を撮られた?

●ミュンヘンの空港
6時頃の到着。コーヒーショップなどあり、さらに外へ出るとスーパーもある。
5月下旬の朝は寒かった。

●最初の数日はバイエルンティケットでしのいだ。支払いはカード。
上記のDeutschlandticketは6月1日からの使用。

●ホテルまでSBahnという市内鉄道と地下鉄で1時間。駅は日本と比べやや汚れていた。(他の駅でもタバコの吸い殻など散乱、ゴミ箱が溢れているなど普通。)座れた。そこから徒歩で10分。

●多分早すぎるだろうと空港、スーパー巡りなどでダラダラしてから出発。11時頃着いたが、なんと早期チェックイン可能だった。

早期チェックインの成功率はほぼ半分。他の国より低い気がする。入室は3時からとキッパリ言われることが多い。

●ドイツのWeb site
旅行観光関係でもドイツ語が多い。英語のページがあることもあるが、見ていくとドイツ語だけになったりする。

グーグル翻訳を使ってもイマイチ意味がはっきりしないことが多い。

●トイレは有料 .50-70
しかも有料トイレも少ない気がする。
(高級)デパートなどでは、無料のこともある。
移動の時は電車のトイレで無料で行くことも可能。ただし、稀だがトイレが壊れていることもある。

●ドイツ人は英語を話すか?
以前はもっと話すと思っていたのだが、今回、結構ドイツ語だけの人がいて不自由を感じた。

●極端に背が高い人が多い。
ドイツ人は平均的に背が高いが、さらに190cm以上の人が多い。この人たちが複数いると結構存在感がある。

●ドイツ社会の人種・民族の多様性は以前より高くなっている。
見た目の判断だが、以前からのトルコ系に加え、インド系、アジア系(中国人が主だが、フィリピン人もいる。)、アフリカ系も多い。ウクライナ(ロシア語みたいな?言葉を話している家族を時々見た。電車で知り合った高校生は、ウクライナ出身。またホテルのメードをやっている若い女性に出身地を聞いたらウクライナだった。)も多い。
これを統計で見てみる。ただし、データが2017年で2015年以降移民の数が増えているので、現在の姿とはやや異なるかもしれない。
出身国で見ると、上位5カ国は、トルコ14%、ポーランド11%、ロシア7%、カザフスタン6%、ルーマニア5%。
ウクライナ、シリア、インド、アジアは最近増えてきているのかもしれない。インド、中国は留学生が多い。

●ドイツ人は健康志向か?
Bioの店が多く、自転車にしょっちゅう乗っているなど体を動かすのが好きそう。
と健康志向のようだが、他方、喫煙者がやたらに多い。男女とも。老いも若きも。肥満の人が日本よりかなり多い。また食事中のタンパク源は、ほとんど豚肉などの赤肉でWHOから警告の出ているもの。

●ドイツ料理
当初は白ソーセージや豚カツを美味しいと思った。しかし、こういう食べ物はほとんど塩だけの味付け。そのうち飽きてきた。もう少し何かあるのかと思っていたが、なかった。

●レストランの低価格メニュー
典型は豚カツにポテトフライ。ポテトフライは量が多め。これで10−20ユーロ。ソースというか、これにケチャップとマヨネーズ。辛子は時々。栄養バランスはあまり良くない。

●白ソーセージ
バイエルンが本場。マリーン広場裏、および隣接のレストランで食べた。(観光客向けだが地元の客もいる。)
なお、日本語だとマリエン広場だが、発音はマリーンプラッツでマリーン広場が正しいと思う。
朝から白ソーセージとビールを飲むのが習慣とのこと。

スーパーでもあったかいのを売っていた(ホテルの近くのRewe)、店についているイートインで食べた。味はレストランと変わらない。朝食が基本なので午前中のみ提供。しかも毎日出しているわけでもなさそう。

●ドイツ人が席を自発的に譲らない件
ドイツ人は電車バスの中など公共の場所で自分の隣の席に荷物を置いていることが多い。これは普段からリュックなどを持ち歩いていることもあると思う。日本などアジアの国と違うのは、この席の近くに老人などが立っていても、どうぞお座りくださいと自分の荷物を取ることはあまりしない。もちろん座っていいかと尋ねれば、どうぞどうぞ、と言って譲る。アジアだと老人などが聞く前に席を譲る。荷物の席だけではなくて、自ら立って、席を譲ることも多い。これはどういう違いなのか分からないが、なんとなく嫌な感じがある。

●ドイツは物価が高いか?
確かに最近のユーロ=150円で見ると、多くの価格は高い。
ホテル、一泊15000円以下のホテルは少ない。
コーヒー、カフェマキアートで3.5ー4ユーロ=500−600円
レストランの食事、低価格のメニューでもメインだけで15ユーロ以上=約2500円からの感じ

他方、スーパーに行くと
1.5L−2Lの水(スパークリングも同じ、安いスーパーで) 27セント=40円
果物、野菜、肉は安い
りんごにはだいぶんお世話になった。冷蔵庫がなくても2−3日は持つので重宝した。安いものは、小ぶりだが(日本のものの半分くらいの体積か。)、一個50円くらいなので、まあ安いか。

パンは安くて美味しい 50セントくらいから=70−80円

結局、旅行者にとっては高めになりがち。しかし、住んでみると案外安くいけるのかも。

●ホテル事情
英語:全て英語は話した。ただし、小さなホテルとのやりとりでconfirmationがドイツ語でくることがあった。

ホテルの設備:風呂は基本シャワー。ケトルはないところが多い。冷蔵庫もないところが多い。

ホテルの朝食:朝食は結構高い。

 

wifiが使えないホテル 
Trierのホテルはチェーンでもない、室数も10強くらいのホテルだったが、wifiは 弱くて使いものにならなかった


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