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【10/30 イベント報告】韓国料理人、チョン テウさんの事業者向けワークショップを開催しました!

10月30日(月)、びえい農泊 DX推進協議会の記念すべき第1回イベントとして、モダン韓国料理のフリーランス料理人、チョン テウさんによる韓国料理ワークショップを開催しました。充実した調理機材が揃う、美瑛駅前のふれあい館ラヴニールの調理室にて実施しました。

鄭大羽(チョン・テウ)さんプロフィール
1995年生まれ。モダン韓国料理を作るフリーランス料理人。ポップアップイベントや出張料理、専門学校非常勤講師、飲食系の企業コンサル兼メニュー開発などに関わる。CHEF-1 グランプリ 2022関東ブロック優勝者。

鄭大羽(チョン テウ)さん

この日は美瑛町を中心に、飲食店や宿泊施設などから料理人などが集まり、総勢25名にご参加いただきました。韓国人観光客も多い美瑛町で、「韓国人にどんな食事を提供すると喜ばれるのか?」というところから始まったこの企画。テウさんから「美瑛の野菜は力強い。味が濃い」と、この土地の食材の魅力が語られ、その野菜を活かした韓国料理の提案がありました。ここでは、テウさんが考えた5つの料理をご紹介します。

かぼちゃペースト|호박페이스트

旬のかぼちゃの甘さがたまらないペースト。美瑛町内のオーベルジュ「bi.ble(ビブレ)」のバゲットと一緒にいただきました。

韓国風和牛ミートパイ|와큐미트파이

ファームズ千代田の「びえい和牛」を使ったミートパイ。韓国らしい甘辛いソースが決め手。

白菜キムチ|배추김치

唐辛子がしっかり効いた白菜キムチ。にら、玉ねぎ、にんじんを混ぜ込んでいます。

今回、「白菜キムチ」については、参加者が自分で白菜にキムチタレを塗り込む実践も。

④水キムチ|물김치

韓国における昔ながらのキムチは、実は唐辛子を使わない水キムチだそう。野菜は何を入れてもいいですが、今回は赤いパプリカの彩りで眼も楽しく。

⑤ビーツスープの冷麺|비트냉면

美瑛で採れたビーツの冷麺は、ビーツらしい鮮やかな赤が印象的。さっぱりとした味わいは、食事の締めにもぴったりです。

美瑛の食材を使った韓国料理を試食し、まちの料理人たちからも「美味しい」の声が連発。新しい商品の誕生に繋がると嬉しい限りです。

「美瑛の食って、こんなに美味しいの!?」と思ってもらうことができれば、美瑛観光の価値が高まるだけではなく、「美瑛の食」の可能性も広がります。例えば、韓国人なら"味の濃い"美瑛産の野菜で作る美味しいキムチを作る、という楽しみ方をしてもらえるかもしれません。
同じ料理を作っても、違う地域の食材を使うことで味は大幅に変わります。それはきっと、美瑛の人たちにとっても、韓国の人たちにとっても新しい発見になるはず。そうした食の可能性を考えながら、私たちは活動をしています。

さらに、今回このような美瑛を中心にした店舗の方々に集まってもらうことで、接点の少ない飲食店事業者同士の貴重な情報交換の場にも。今回野菜のご提供にご協力いただいた「あらいファーム」さんのような農家と飲食店が繋がる機会にもなりました。私たちLINKED CITY のびえい農泊 DX推進協議会が目指す「LINK」によって、新しい発見ができたり、今までと違う発信の仕方が見つかることも期待しています。

美瑛・あらいファームの野菜たち

何よりもまず、地元の方々に楽しみながら関わっていただくことが大切です。私たちリンクドファーム美瑛は、今後も様々な一流の料理人や食の関係者をこのエリアに招き、地元の方々との対話を通して「食」について考え、この土地や、土地に根付く食の魅力を広めていきたいと思っています。

次回の活動は11月15日(水)。意見交流会を実施いたします。畜産物がどのように作られているのかを学ぶ為ファームズ千代田さん、サスティナブルで幸せな社会の実現についてフードビジネスプロデューサーで生産者支援を行なっている、びえい農泊 DX推進協議会の事務局長石川史子、同じくメンバーであり、インバウンドと食について一般社団法人メイドインジャパン・ハラール支援協議会の宮澤亮がお話しします。ます。様々な可能性を掘り起こしながら意見を出し合い交流をしましょう。

★申し込みはこちらから

「美瑛町・農泊交流会|チョン テウ氏 飲食・観光事業者向けワークショップ」
2023年10月30日(月)14:00-16:00
後援:美瑛町、美瑛商工会、一般社団法人美瑛町観光協会
令和5年度農山漁村振興交付金(農山漁村発イノベーション)事業
主催:びえい農泊DX推進協議会

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