認めたくない辛いこと/230701
一人になりたい
働き始めて半月、悩みができた理由が「一人になりたい」。
仕事は大好きだし楽しいしみんな本当によくしてくれて褒めてくれて話してくれて教えてくれて。
なのに私は一人になりたくてすごくしんどい。
少し前からランチの時間から14時くらいまで発作が出やすいかんじになった。
なんだかわからないけどすごくしんどくて辛くなる。
それが14時くらいになると元気になってきてそのまま働いて帰る。
理由がわからなかった。
だけど働き始めて少しした時にとある人に言われたことが何かに刺さって抜けておらず、多分それが理由なんだろうなぁとぼんやり理解しつつも認めたくなかった。
「保留ちゃんは人に好かれるだろうから疲れないようにね」
人が好きで人と仲良くしたいのに、そんなの認めたくなかった。
だけどそうなのだろう。
元々昼休みが嫌いではあった。
リラックスもできないし食べたい時に食べたいし、かと言って仕事をしてもお金にならないことがすごく嫌だったのだ。
今は特に昼休みは決まってないし、MTさえ無ければずらしてもいい。
だけど、その一時間がどうしても無駄に思えてしまう。
そして何より、一人になりたい。
それに気づいても認めたくなかったけど、認めないと始まらない。
認めないと対策も打てない。
その葛藤を数日続け、周りに言い始めた。
「一人になりたいしんどい具合悪くなる」
「「とりあえず避難場所を確保しろ」」
みんな声を揃えてそう言った。
「ある意味仕事よりも大切なことだから最初にそこを整えた方がいい」
とりあえず喫煙所、人のいないトイレに行くようにはしてるけど、一人にはなれない。
密室の一人になれる場所が欲しいけど、なんせビルが広すぎる上に方向音痴なので迷ってしまう。
そういう冒険心は無い。
課題のまま半月が終わった。
仕事に対しての悩みは何も無い。
まだまだ知らないことは多いけどそれは当たり前だし、知らないながらもできることはやってきている。
人と話すことも楽しいし、何よりみんなが良くしてくれるからそれが嬉しくてたまらない。
思考の量や速度に違和感が無いのが嬉しい。
そして、相手を思い遣って話すことがみんなできて嬉しい。
私が求めた場所だ。
なのに、一人になりたいなんて思いたくなかった。
気づかれる人には気づかれるけど、壁が分厚いのだ。
心のどこかで人を受け付けないのに、相反して人が好きで、そこでとても具合が悪くなってしまうらしい。
あんまり考え過ぎても逆に意識するしちょい考えるのやめとこ、と経験上思うのでとりあえず置いてある。
これは私のみの問題なのだ。
本気で誰も悪く無い。
昨日もやはり12-14時まで具合が悪く、その後元気になり仕事を終わらして金曜夜の街に繰り出した。
「電話鳴ってるよ」
出てみると派遣の私の担当の方だった。
外に出て話を聞いた。
何か注意されるのかな、と思うとこう話してくれた。
「とりあえず今月が終わりましたけど、
最初は一ヶ月の派遣契約なんです。
まだ半月なんですが保留さんの会社の方(直属の上司)から10月まで契約を伸ばして欲しいと言われました。
「スキルや人柄で課題はありますか?」とお聞きしたら
「スキルも人柄も全く問題ありません」
と仰ってくださったので夜分遅いのですがそれをお伝えしたくてお電話させていただきました」
私は果報者だ。
職場の人間関係、自分の仕事のスキルで悩んでいる人なんてゴマンといるのもよく知っている。
嫌な人がいたり、嫌な気分になったり、
仕事ができなかったり、
そんな人は沢山いる。
働いてたった8日でそんなことを言ってもらえるのに、私は何を悩んでいるのだろう。
悩みは悩みだけど、それはそれだ。
上司は面接してたった10分程度で採用を決めてくれて、いつも一緒に仕事しながらサポートしながら「仕事を振ることもできるけど、保留さんには能動的であって欲しい」と言ってくれる。
私の短所が長所になっているし、させてくれている。
みんなは敵じゃないんだ。
頭ではわかった。
だからそれを体感できるように来月からはそれを課題にしてみよう。
人は敵ではない。
「いやぁ…
私じゃないんですよ本当に。
皆さんがすごく優しいので救われているんです。
…ところでまだ会社におられるんですか?」
「あ笑
もう帰ろうと思ってます!笑」
「いやぁ金曜日ですよそんなに仕事したらだめですよ」
「いや、そうですよね笑笑」
「早く帰って土日はリフレッシュしてくださいね」
そう言って電話を切った。
人は敵ではない。
あとは体感するだけだ。
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