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墓じまいの離檀代行から永代供養

終活の仕事をして早3年ですが、ようやく月に10件くらいの墓じまいのご依頼を受けるようになりました。

最初は〇〇生命や〇〇銀行などのコネを利用させていただいてセミナーを毎月のように参加して終活や墓じまいについて話をしてみました。

参加者はいつも10~20名ほどで、その中の1名くらいが墓じまいか生前葬を申し込んで頂いたのですが、ちょっと割に合わないのでWEBサイトからの集客を強化しようとデザインを変えたり(競合のパクったり)、関連記事を書きまくったり、広告出したりしていたらちょっとずつ問い合わせが増えてきたという訳です。

スタート時はターゲットが7.80代だからWEBよりセミナーのほうがコンバージョンも多いでしょ。と勘違いしていました。やっぱりWEB集客ですね。

墓じまいでは物理的なお墓の撤去は提携の石材店にお任せしているので、自社で作業を行うことは限られていたのですが最近は「離檀の代行」をしてほしいという依頼が多く、直接お寺に行って交渉する事が増えたわけです。

日本全国のお寺にいくので、多くの住職や事務職員のようなスタッフとお話する機会があって、ほんといろんな坊さんがいるもんだなあと感じます。

良くも悪くも人間だなあというか、逆に煩悩とはなにかを坊さんから学べますw

田舎のお寺よりも都会のお寺の方が「その気」が強いというか、こんなの檀家さんは聞きたくないだろうという事までズケズケと話してくるのでビックリします。

お寺や神社に支払いする金額って定額制ではなく「お気持ち分」というのが通例ですが、これがまた厄介ですよね。金額が決まっていないから幾ら支払ってもこちら側の満足感がないというか不安が残ります。

身近なところでは神社の御朱印も「お気持ち分」と設定しているところが多いですが、みなさんは幾ら支払いますか? ここでセコイ金額を支払ったら、そもそも願掛けに行くような場所で運気を下げたくないし、でも気持ちだけだから余計な出費も抑えたいし、また書いてくれている神主?にもセコイ人だと思われたくないし・・・、などいろんな心理戦が行われますね。

僕は200円か300円を支払うように決めています。御朱印に書いてくれる文章が多ければ300円で少なければ200円という感じで。

話は逸れましたが、離檀の交渉を依頼される事が多いので週に2件ほどお寺に出向いて「檀家さんが墓じまいしたいとの事です」とお伝えしてくるのです。こうやって僕は離檀のプロフェッショナルと成長していくのでした。

墓じまいサイト

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